角川選書<br> 新装版 万葉のことばと四季 万葉読本III

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角川選書
新装版 万葉のことばと四季 万葉読本III

  • 著者名:中西進【著者】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • KADOKAWA(2019/11発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047036864

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内容説明

大宝律令、壬申の乱、遣唐使による新文化の流入――国が新たな形へと変貌していく激動の時代、万葉集は人びとの精神の発露として生まれた。神秘性、多義性を持つ万葉の「ことば」への考察をふまえ、花、月など自然への畏敬心を浮き彫りにし、人びとの心のあり様を多角的にとらえようと試みる。緻密な学究的検証とのびやかな文学的発想をもって紡がれる「中西万葉学」の跳躍。新装による万葉講義、第三弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はちめ

9
上代特殊仮名遣いについて勉強したことがないのでよくわからないが、甲群と乙群は異なる語源を意味するのではなく、同じ読みで異なる意味を使い分けていた万葉人達が表記も使い分けたということではないのだろうか。万葉集とは関係ないが、ひとふ、みとむ、よとやが倍数になっているというのは初めて知った。これをもって古代日本人が8までしか認識していなかったというのはどうだろうか?☆☆☆☆2020/02/16

はちめ

6
万葉集の作品の説明だけではなく、時代、社会、作者たちなど様々な視点で書かれている。古代史に関する記述が多いので作品を鑑賞するという点においてはやや不満が残るが、万葉集という特殊な歌集を読むにはある程度その時代に関する知識も必要ではある。何しろ千年以上前の日本人による詩歌集なのだから。☆☆☆☆★2022/07/25

れいまん

1
昭和50年代に著者が各雑誌等に寄稿↓ものを、まとめたもの。元号が令和になり、再版されている 万葉集とはの答えがここにあると言った著者ならではの内容2022/07/07

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