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内容説明
グロマン国はククリット国の反乱を鎮圧するために、いずれも手ごわい王子たちをさしむけた。ピラールの兄・キリコはタンバラ・ガイと剣で一戦を交えるが、ガイの「北辰一刀流」の前に敗れ、一時退く。石となってピラールに捕らわれていたエミヤは、タンバラ・ガイに救い出され。王のしるしによって石化から回復する。プライム・ローズと名乗るようになった彼女は、ククリット国の解放のため、彼らと共に戦う決意を固める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
地下鉄パミュ
4
悪魔が出たあたりで序盤の設定からブレてしまい、エミヤも主人公の用を成さなくなってしまった。最初に考えていたストーリーで終えることが出来たかは作者のみ知る所だが、終盤若干苦しさを感じてしまった。それなりに上手く纏める辺りは流石に手塚先生だし、話しも面白いかった。SF、タイムパラドックスなど興味ある方は読んでみてはいかがでしょうか。2016/11/10
FK
0
完結。タイムパトロール隊員が、歴史を変えてはいけないというルールを破って自ら犠牲となっていく。ラストは何も知らない、何も起こらなかった歴史が流れていくということに。/それでも大袈裟に言えば、社会を成り立たせていくために、数多の人びとの犠牲的精神と犠牲とが払われてきたということ。そんなところだろうか。マンガであっても、その中に何らかのメッセージを込めざるを得ない。それが手塚治虫であったのかもしれない。 2014/06/07