角川文庫<br> 民王

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角川文庫
民王

  • 著者名:池井戸潤【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2019/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041085578

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内容説明

混迷する政局の中、熾烈な総裁選を勝ち抜いて内閣総理大臣に就任した与党民政党の政治家・武藤泰山。低迷にあえぐ支持率を上げようと意気込んだのも束の間、まさかの”事件”に巻き込まれ、国民に醜態をさらすことになる。その頃、泰山のバカ息子・翔にも異変が。夢か現か、新手のテロか。直面する国家の危機に、総理とバカ息子が挑む”笑撃”のサスペンス。彼らは果たして、日本の未来を救えるのか――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

244
池井戸 潤は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。最新作『民王 シベリアの陰謀』を読む前に、未読の旧作『民王 』を読みました。本作は、SF政治コメディですが、熱い作品でした。政治屋の総理大臣ではなく、国民を第一に考える民王を望みます。続いて『民王 シベリアの陰謀』へ。 https://kadobun.jp/special/tamiou_siberia/2021/10/09

ケイ

111
10年くらい前に読みかけて閉じたのだった。麻生政権の揶揄?とも思って、わざわざここまで面白おかしく書かなくてもと思ったのだが、あぁなぜあの時もう少し読もうとしなかったのだろう。細かいところまでキャラができており、伏線も回収され、極めて楽しく心地よい。政局や、政治とカネ、癒着など変わらんなと思ったが、コロナ禍を経た今となっては薬事法だけは微妙よね。面接での彼が持つ初心さが新薬についてはあるんだなあ。「ナイロビの蜂」を読んでしまったというのもある。しかし、たのしく楽しく読みました。2024/01/24

遥かなる想い

110
池井戸潤による政治小説である。 父とバカ息子が入れ替わるという設定と 首相周辺のコミカルな風景が面白い。 マスコミや国民の目を気にし過ぎて 本来の 職務を遂行できない政治家を風刺した 政治小説だった。2024/02/03

毎日パン

69
設定が面白い作品でした。それでいて、池井戸さんならではの問題提起もありスラスラと読み進められました。心温まります。2022/04/23

Junichi Yamaguchi

36
『次の首相は、君で決まりだ』… コメディー調な池井戸さん。 理想論の話には感動すら覚える。 たまには、ポップな池井戸さんもアリ。。2019/12/11

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