角川文庫<br> 民王 シベリアの陰謀

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角川文庫
民王 シベリアの陰謀

  • 著者名:池井戸潤【著者】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • KADOKAWA(2024/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041143230

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内容説明

「新種のウイルスだそうです」
第二次内閣を発足させた総理大臣・武藤泰山のもとに驚愕の報が飛び込んだ。人を凶暴化させる謎のウイルスに、内閣最大の売りであるマドンナこと高西麗子環境大臣が感染したというのだ。しかも感染源はシベリアからとの情報が。急速な感染拡大、陰謀論者の台頭で大混乱に陥った日本を救うべく、泰山はバカ息子の翔、秘書の貝原とともに見えない敵に立ち向かう! 抱腹絶倒の政治エンターテインメント、待望の続編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タツ フカガワ

77
武藤泰山の第二次内閣発足直後、未知のウィルス感染が見つかる。このウィルスに感染すると錯乱もしくは暴力的になり、記憶を一部喪失するという。泰山は感染拡大を防ぐため緊急事態宣言を発出すると、内閣不支持率が急上昇する。前作の荒唐無稽な設定は笑えたが、この続編は妙にリアル。終章「総理の演説」は感動的でさえあった。街角でメガホンを手にして街角に立つ泰山のバカ息子翔のエピローグもよかった。2025/02/23

やな

49
久々の池井戸作品、コメディタッチでさらっと読めたけど、考えさせられることも多く満足の一冊です(^-^)2024/06/09

ほんた

45
シベリアの奥地、静かに眠るある生物。かつてコロナウィルスで大変な思いをしましたが、それが甦ってくるような話。前作と同様に、登場人物のやりとりがとても面白く、クスッと笑ってしまいます。 https://hontablog.com/民王22025/06/20

一笑

35
御存知「民王」シリーズ。しかし今回は入れ替わりが起らず、我らが武藤泰山総理がパンデミックに対し敢然と立ち向かう物語。自分のことばかり考えていて事の重大さに全く気づかない政界や財界のお偉方達。ここぞとばかりフェイクニュースをまき散らし混乱を煽ろうとする人達。そしてそれに乗せられて大騒ぎする国民達。まさに少し前のコロナによるパンデミックを再現している。武藤泰山のような政治家がいることを期待したいけれど、昨今の国民不在の政治を観ているとそれは夢物語かな? 面白かったけれど、あまりにも現実的でちょっと辛かった。2025/03/17

chinayo

31
シリーズ第二作。初めて読んだが、人物描写がはっきりしているので、わかりやすい。ただ、娯楽作品であるので、主人公の翔が危ない時に、公安の新田が現れて、助けるなど、お決まりの所も何ヶ所かある。2025/01/18

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