内容説明
デビューから二十周年を迎えて、ますます磨きのかかった話術で魅了する
さだまさしステージトークの第5集。
さだまさしに最も影響を与えた女性は祖母。
18歳の時、飯を炊いているうちに急にばかばかしくなって婚家を飛び出した彼女はシベリアに渡り、
砂金で巨万の財をなしウラジオストックで料亭を開いた。
ここで軍事探偵の佐田さんと出会い、今日のまさしがある――。
佐田家の歴史や長崎の思い出、井伏鱒二氏との交流など、三十三篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっと
5
ぼちぼち集めている、さだまさしのステージトークをまとめた「噺歌集」の5巻目。母がさだファンということもあって、何度かさだまさしのコンサートに行っているけど、とにかくおしゃべりで、トークネタが一つの作品として完成されている感がある。たとえば、本作に収録されている「エレクトーン、『ハイっ』事件」や「お父さんとポチ」といった小噺は、たびたびコンサートで披露されている(たまにライヴアルバムのトークとして入っている)、定番のネタの原型であるはずだ。・・・とまぁ、ちょっとマニアックに楽しんでいます。2015/03/17
二分五厘
0
1996.12.18