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内容説明
2034年の日本。マッチングシステムが発達し、恋愛を“飛ばし”た合理的な結婚が一般化している。新聞社で働く社会部記者・青枝聖(あおえひじり)は、時代の象徴である「非・恋愛系」シェアハウスで起きたテロ被害者の追悼記事を書きながら、自身は時代遅れの恋に落ちていた。そして、容疑者がついに語りだす――そのシェアハウスで事件を起こした動機とは。新聞記者である主人公と、容疑者を支援していた者。恋愛の要らない時代にあえて2人になると決めたカップル。恋は人生の邪魔になるのか、それとも助けになるのだろうか。
新時代を予見した話題作、ついに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shikada
15
一気読み。読んでよかったと、じわりと思える漫画だった。恋愛がマイノリティになった近未来で、記者である主人公は、シェアハウスを襲撃した被害者のルポルタージュを書く。同時に、加害者である犯人の動機や過去も掘り下げられていく。恋と愛のあり方、そして報道のあり方を一つの切り口として示している。取材そのものが遺族感情を逆なでしたり、ルポ記事が生存者に罪悪感を覚えさせたり、良くも悪くも報道の影響力は大きい。感情を押し殺すことでその難しさに対処していた主人公が、最後には乗り越えるシーンは良かった。2021/03/01
空のかなた
12
ルポルタージュ、のシリーズ完結。これはやはり絵と表情の力とストーリーの構成力、独特の世界観が相まって名作だと思う。なかなか目立たないけれど、読み継がれてほしい。2020/11/12
毎日が日曜日
11
★★★★ 恋愛をして結婚をするのと、条件が揃っている人と結婚をするのがどっちが幸せではなく、お互いに信頼や信用、共感があるのが大事なのかもしれな。2019/09/22
むきめい(規制)
5
こういう名作が埋もれていくのは残念で仕方ないですね。テンポが非常によくておもしろかったです。2020/03/19
ささやか@ケチャップマン
5
幻冬舎の3巻とあわせて計6巻で完結。この巻の綺羅一星が悼む場面は涙がでるほど感動した。もう少し続いてほしかったなと思う。京アニの実名報道問題やらの時、私はこの作品が思い浮かんだ。全体として、新時代を予見した、というあおりはあながち間違っていなかったようにも思える。2019/09/28
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