内容説明
解放された支店長には、薬物による脳障害が残っていた。水面下で進行する合併相手にも、不良債権回収に辣腕(らつわん)を揮(ふる)った支店長の誘拐事件が……。背後にちらつく広域暴力団、しかも銀行内に協力者がいる!? 「罠かもしれない」と研次郎は、身上調査を完成すべくアマゾンに秘薬のルートを追う! 不良債権に絡む支店長誘拐、頭取候補のスキャンダルといった、難事件と金融犯罪の暗部に果敢に挑む。醜聞をリークしたのは誰だ! 上下巻。(『銀行屋研次郎事故簿』を改題)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Walhalla
15
上巻から続けて読みました。 銀行内の不祥事の「もみ消し屋」を任された主人公ですが、その行動力と頭脳はお見事ですね。 作品のイメージとしては、池井戸潤さんの「花咲舞シリーズ」のベースにもなっている「銀行総務特命」と似た感じですが、こちらの作品の方が密度が濃いですね。とても面白かったです。 続編も入手済みなので、楽しみにしたいと思います。2016/04/14
マーシュランド
3
下巻も一気読み。面白かった。▼97年の作品だからか、筆者の生きた時代が前だからか、ダイナミックな作品▼山田智彦さん、他作品も読んでみたい作家さん。160322016/04/28
shinsaku224
2
特命係長 只野仁を彷彿とさせるキャラクターですね。面白く読み進めました。ただ、事件が多過ぎませんか?2018/01/25
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