福永武彦 電子全集<br> 福永武彦 電子全集16 『夢のように』、随筆の家としてII。

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福永武彦 電子全集
福永武彦 電子全集16 『夢のように』、随筆の家としてII。

  • 著者名:福永武彦【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 特価 ¥1,925(本体¥1,750)
  • 小学館(2019/09発売)
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内容説明

雑誌連載「十二色のクレヨン」を収録した随筆集『夢のように』や『書物の心』、最後の随筆集となった『秋風日記』を収録。

第四随筆集『夢のように』(1974年刊)から、第五随筆集『書物の心』(1975年刊)、最後の随筆集となった第六随筆集『秋風日記』(1978年刊)を中心に、単行本未収録随筆9作や、雑誌「波」による最後のインタヴューとなった「病気のこと 仕事のこと」を収録。
『夢のように』には、雑誌「ミセス」に連載された「十二色のクレヨン」(抄録)ほか、美術、音楽、身辺雑記等の随筆が収められている。うち「十二色のクレヨン」の連載途中に発生した隣家の違反建築騒動に巻き込まれた「違反建築の話」は、単行本には収録されなかったもので、福永の能動的な姿や実行力を垣間見ると同時に、執筆当時の世相を伝える意味でも貴重なレポートといえる。
『書物の心』は交流のあった作家、文学者との思い出を記した随筆と、59本の書評からなる一冊。
最後の随筆集となった『秋風日記』は、『死の島』刊行で、自らの文業に一区切りをつけた福永の“文人意識”で貫かれ、随筆集で唯一旧字旧かなで記されている。
附録として、『夢のように』に収録された「シベリウスの年譜」や、『内田百閒全集』推薦文の自筆草稿等を収録。

 

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