インハンド(2)

個数:1
紙書籍版価格
¥693
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

インハンド(2)

  • 著者名:朱戸アオ【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2019/09発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065168332

ファイル: /

内容説明

五輪マラソン金メダリスト・野桐俊。あらゆる検査に異常を示さない彼にドーピング疑惑が……。国民栄誉賞授賞も取りざたされる野桐の調査に、「ドーピングは由緒正しい身体コントロールだ」と主張する紐倉が乗り出す。国民的ヒーローはシロか、クロか?(『キマイラの血』)

女子大生仲良し3人組。そのうち二人が相次いで自殺に自殺未遂。残された一人のもとに「私は自殺を感染させることができる」との脅迫状が届く(セレネの馬)。
独自の理論とモティベーションで、紐倉は事件解決に挑む!

スピーディな展開、タイトな構成、そして溢れんばかりの雑学と最先端知識盛り盛り。
今回も紐倉博士とともに、知のフロンティアへ、人間の深奥へ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

8
4 新刊読了。いろいろ興味深い。血液ドーピングの話は聞いたことがあったが、自分の遺伝子を体内で組み替えてしまう遺伝子ドーピングとは…どこまで現実の科学技術で実現可能か、どこからSFかがよくわからないが、佐藤十兵衛なら飛び付きそうな話だ。寄生虫が宿主を操る、という話も知識としては知っていたが、人間に寄生して火照りやかゆみを引き起こして水場に誘導する例もあるという。なるほどなぁ。また、人間の精神にすらウイルスが直接的な影響を及ぼす可能性があると言われると、もう自我なんて脆弱なものは信じられなくなりそう。2019/09/26

仮面堂

7
『キマイラの血』完結。「ピアニスト人生はまだまだ続くからね」イチローの草野球の話を聞いたりで何だか納得。しかしドーピングだけでなく遺伝子を弄る事がここまでハードル下がっているのに改めて驚きました。『セレネの馬』科学者として唯一の正しい在り方は「分からない事は分からないと言える事」だと誰かが言っていたのをふと。2019/09/20

nas

5
なんだろう複雑っていうのか、結構難しかったな今回の話。言ってることはわかるんだけど、こういう今回のケースではそこは必要ないでバッサリ切っちゃう系はなかなか頭が追いつかない。現実的な話のパターンとしてはよくわかるんだけど。これまでアウトブレイク系の話が多かったイメージだけど、こういうパターンもあるんだなぁと面白かったですね2020/12/14

5
こんなドーピングがあるとは知らなかった。強い心っていったいなんなんでしょう。寄生虫が宿主をコントロールする話は凄さに驚いた。新型コロナも然り、まだまだ知らない病気はたくさんあるんだなと思い知らされた。2020/05/15

マツユキ

4
引き続き、ドーピングと、感染する自殺。2021/05/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14428888
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数5件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす