インハンド(3)

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インハンド(3)

  • 著者名:朱戸アオ【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2020/03発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065189146

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内容説明

深夜の免疫研究センターで爆発事故が起き研究員が1名が死亡した。爆発した衛藤研究室に糞便サンプルを預けていた紐倉は、ラボに乗り込む! 調査を開始した紐倉のもとに、衛藤研究室の「世界を変える」研究は捏造との告発メールが届く(フローラの軛)。

ほかに、警視庁国際テロリズム対策課情報担当官の死をめぐる謎を、世界一美しい蝶モルフォを絡めて描いた「プシュケーの翅」を収録。

スピーディな展開、タイトな構成、そして溢れんばかりの雑学と最先端知識盛り盛り。
今回も紐倉博士とともに、知のフロンティアへ、人間の深奥へ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スゲ子

10
今回ずっとウンコの話してる…!紐倉博士「ウンコの罪はウンコでしか贖えない‼︎」って言ってるけど人死んでますよ!人<<<ウンコ!でも研究者の遣る瀬ない状況(目黒さんの「才能」は普通に素晴らしいと思うのにあんな形でしか報いがない、というのがつらい)や人間関係のドロドロをみると、ウンコの方がよっぽど清らかで純粋に思えてくる!腸内フローラの話は本当に不思議で神秘的でちょっとせつない。そんなお花畑が自分のお腹にあると思うとなんだか愛おしい気持ちが湧いてくる。あと「ウンコの刑」にホッコリ。良い決着。2020/04/04

Yappy!

9
論文ねつ造、研究データ不正、大学や研究機関の研究室運営の現状、任期付研究者の悲哀などなど腸内フローラネタであふれていることを除けば、立派に研究者を取り巻く現状が厳しくてちょっとしたきっかけで破たんするということをしっかりと描写されてます。 専門内容が細分化されすぎて、隣接研究者ではなかなか不正に気付かず、おっきな所で発見されて大問題・・・ってなるのですが、それはまた別の話。 バイオテロの話はどうなるのだろう。2020/04/12

コリエル

7
研究不正に関するエピソード。大学院時代に研究におけるコンプライアンスについては軽くレクチャーされたことはあるが、今の時代もっと真剣に若い学生たちを指導していくべきだろうな。のんびり腰を据えて研究をさせてもらえるほど今の大学や研究機関にはイスも金も無いし、短期的な成果を求めようとしてしまうことを単なる弱さと断じてはいけないだろう。2020/03/23

マツユキ

6
腸内環境の研究室が火事に。うんこと人間関係。もう一編は、亡くなった医者にテロ疑惑が…。まさかの恵良さん。2021/05/25

nas

4
最後の話、こういう雰囲気の奴好きだな2020/12/14

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