内容説明
師のもとで薬草、魔法と、強さの為にさらに技術を磨くレカン。
<黒衣の魔王>と周りに呼ばれ冒険者としての日々を過ごすなか
<回復>の力を取り巻く人の欲望に巻き込まれる。
様々な人々の想いが渦巻くなかで、己の剣(みち)を信じ
大切なものを守るため、レカンは戦うーーー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
14
今巻登場で、ノーマヤアリオス以外のメインどころだけでなく、尋常ではない存在感を放つザック・マイヤーズのキャラも良い。善人ではないが、こういう人物に味を感じる。トラブルの渦中のエダ。レカンの強さが頼もしすぎた。2023/01/31
すがはら
11
レカン最高!ストイックなハードボイルド的かっこよさと天然ぶりからくる脱力感の配合が絶妙です。エダの回復の能力の高さも驚きでしたが、家事能力の高さも意外。気付けばすっかり周囲からレカンの嫁さん認定されていたとかってなるのも時間の問題か。物語がどこを目指すのかまだ見えてきていません。先が楽しみです。2019/11/05
じお
10
★★★★★ シーラの元で弟子として学ぶレカン、護衛に孤児院訪問にエダへの修行、その先に待ち受けるものは、異世界ファンタジー第2巻。面白かった、迷宮探索など一切してないのにここまで面白いかという感想。ただの迷惑娘だったエダが作中正しい意味で使われる「いかさまじみた」成長を、心身共に果たしていて、それが胸空くような快感でもあり、泣けてくる一コマもあり。またRPGやゲーム的世界観の物語における「回復」についての掘り下げや考察も面白い、言ったら「ぼくのかんがえたすごいせってい」の羅列なのだが→2020/10/14
honnsuki
7
相変わらず美しい情景の描写と燃える戦闘シーンです。更に、レカンに助けられるばかりではなく、お互いに影響し合って一緒に成長していくサブキャラ達も魅力的です。ただ、会話が単調なのがちょっと気になりました。報告書か何かを読み上げてるみたいで、会話という感じではないんですよね。話が面白かっただけに、そこはちょっと残念でした。でも、続きは気になるので次も買います。2019/10/24
dio
3
★殿堂 最初は物事を知らぬ子供と邪魔がっていたエダだったが、意外な豪胆さ、俊敏さ、優しさに触れてレカンは弟子とすることを決めレカンの仲間となった。しかし神殿に連れて行かれそうになる状況にレカンが動く。神殿も貴族も気にせず自らの道を突き進むレカンが強いし、かっこよすぎる!2025/04/12