内容説明
広島県の造り酒屋に生まれた池田勇人は、大蔵省に入って5年目に「落葉状天疱瘡」という難病に罹り、退転を余儀なくされた。絶望の底に叩きつけられた池田だったが奇跡的に同省へ復職。主税局長、次官と上り詰めたのち、政治の世界へ身を投じる。時を同じく、新聞記者で水泳指導者としても活動する田畑政治は、幻のオリンピックを再び東京で開催しようと決意。やがて二人の人生は「この日」に向かって収斂し始める――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
69
上下巻の下 池田勇人(政治家)、田畑政治(記者、水泳指導者)の2人を主人公に、戦中戦後の事件と東京オリンピック開催への情熱を描く。 浜松出身田畑は、以前NHK大河の主人公の片割れだった人かな? 作者てっきり男性だと思って読んでた。骨太2022/06/13
金吾
17
まだ五輪がメインではないです。池田勇人が魅力的な人物として書かれています。当時の政治家たちがビジョンをもって国益に取り組んでいるように感じました。講話会議の吉田首相のスピーチにたいする白州さんの処置は感動しました。2021/06/28
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