祥伝社黄金文庫<br> 齋藤孝のざっくり!日本史――「すごいよ!ポイント」で本当の面白さが見えてくる

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祥伝社黄金文庫
齋藤孝のざっくり!日本史――「すごいよ!ポイント」で本当の面白さが見えてくる

  • 著者名:齋藤孝
  • 価格 ¥680(本体¥619)
  • 祥伝社(2019/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396315238

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内容説明

学生時代に誰もが学んだ日本史だが、外国人に教えてくれと言われるとなかなか難しい。それは、学生時代の勉強が、年号や用語の暗記に終始し、歴史の流れを理解できていないせい。歴史の理解に本当に必要なのは、「暗記力」ではなく、流れをザックリと理解する「文脈力」だ。どんな出来事にも「すごい!」と思えるポイントが3つある。それさえ見つければ、無味乾燥な歴史の見方が変わって、本当の面白さが見えてくる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ykmmr (^_^)

142
文章を『自己流』も含めて、まとめる事が上手い、齋藤さんの歴史書第一段。時代の流れに乗せて、9篇位に分け、摂関政治・鎖国・天皇制などの、妙に「日本独特」と言えるものの、『齋藤流』解釈。土地の公私の繰り返しも、歴史の流れと同じ。鎖国が、日本人らしさを醸し出し(これ、凄く同意)→それがアキバ文化に繋がっているという解釈。正直、意外に中々考えつかない…。浮世絵から春画→日本人のセックス…。の話にもびっくりしたが…。齋藤流の曲解もあるし、漠然としていても、やはり博学なのよ。この人。2022/10/28

月讀命

56
三世一身法は何故か日本史音痴でも知っている法律だ。それまでは国が、全国の土地の全てを所有しており、民は国から借り受けた口分田で農耕して税金を払っていた。(班田収授法) それを、開墾した土地の私有を認めるなんて法律つくったから、土地所有が発生し、将来大地主が生まれちゃった。こんな法律作らなきゃ、土地神話も生まれず、バブルも弾けず、貧富の差も生まれず、ジニ係数なんて論うこともなかった。今日の格差社会を生んだ発端は、723年 三世一身法と743年 墾田永年私財法の発布だ。だれだ、こんな法律作ったのは?2012/03/15

紅香

48
とても分かりやすい!私の中ではぶつ切り小間切れ肉のような歴史。斉藤先生の文脈の糸で日本の輪郭がようやくほんの少し浮かび上がったような気がする。。印象的だったのは言葉と仏教そしてもう二度とこんな特殊な環境にならないであろう鎖国!220年間、他国の影響もなく内へ内へとぐつぐつ煮込んで出来上がった江戸の文化。面白そう♪とても惹かれる。今いる場所と過去はこんなにも地続きで近い。そして当たり前のものなんて何にひとつない。先人たちの努力にそのセンスに驚き、感謝したくなると同時にもっと知りたいと思った、この国のこと。2015/01/29

優希

39
面白かったです。日本史を8つのテーマに分けて解説していました。学校では教えてくれないことが詰まっていて興味深かったです。初心者にもわかりやすく語られていると思いました。斎藤先生の博識を伺えると同時に、今までと違った視点の歴史を学べて有益です。2025/02/25

19
日本の良いところが発見できる一冊。歴史を学ぶ一歩になると思います。 齋藤先生の諭吉さん熱も健在。『権利』は『権理』にして欲しい理由、納得です。2017/09/03

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