ビッグコミックス 猫で人魚を釣る話（３）

著者名：菅原亮きん【著】

小学館（2019/07発売）

• ISBN：9784098603299

内容説明

猫が繋ぐ、究極の“純愛”――
二人と一匹の人生のすべてが、ここに。

四月一日正直から想いを伝えられ、自らも恋心を意識し始めた吉祥てら。
しかし彼女の容態が急変し―――…！？
医師と患者の関係を超えた、恋の結末と愛の姿。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akihiko810/アカウント移行中]

３巻完結。医師・わたぬきは、女性白血病患者に一目ぼれ。その女性患者が猫好きで、追いかけていた猫を自分のペットだと言ったことから始まるモフモフラブストーリー。8/10点　思いが通じ合う二人。それでも病気は進行する…。　難病ものだが、明るいタッチで描かれているのでそれほど悲壮感はない。そしてラスト。「私は生きた！」と言わんばかりのラスト。作者のデビュー作らしいが、素晴らしい作品となった。

2023/07/06

[わち ⊱^>ω<^⊰ฅ]

リミットものというのが作者さんも苦手だったという事に安心しちゃいました。 読むのに少し怯えてた心が最後に凪いだような。 しかし30年後にしたのは､なかなかズルイというか､そうキタかというか。 欲を言うと春樹の生涯ももっと見たかったなんて､､､ いや小春ちゃんは春樹くんの遺伝子を引き継ぎ過ぎでしょうw 女の子ですよねw かわいいわ! きっと幸せに生き抜いた､てらさん､正直くん､春樹くんに出会えて､好き合えて私も幸せです。

2020/01/12

[todokann]

色んな意味で凄い漫画。カット、コマ割り、構成漫画に欠かさないとこ全てに遊び心が効いていて、発想が凄いという印象。実は漫画に対して若干の苦手意識があったり、漫画って読むとアニメのように再生されるだけで、漫画である必要あるのかな？と思っていたけど、先ほど述べたような漫画だけにしかない技法の中での細部へのこだわりを感じ、はじめて漫画である「意味」を知った衝撃的な漫画だなと思った。ストーリーもめっちゃいい話で普通に泣いた。

2021/09/14

[歯朶]

5/10

2019/08/05