内容説明
惚れたが最期。
誰もが知っている古典作品の性別を変え、ボーイズラブ化した大好評シリーズ第三弾。
ラフカディオ・ハーンの紡いだ名作の数々が、エッジの効いた文体で最注目の小説家・王谷晶の手により、世にも美しく恐ろしいBL怪談として生まれ直す!
凍りつくほどの美男・雪、男たちに辱められる耳なし芳一 をはじめ、欲望に取り憑かれた男たちの絶頂と絶叫のBL怪談9篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なー
8
中村明日美子先生の表紙が美しくて。。。これまでの2冊より、BL色が強いけど、なおさら情念、色情を感じられた。本家も読んでみたくなった。2019/07/23
Yukipitasu
4
王谷晶さんの作品なので読んでみた。色々あって面白かった。 『待ち人来たりて(和解)』突然の百合(GL)もあった。直接的な描写は僅かだけど、妄想が捗るな。遠方の子宝祈願で有名な寺院へのお参りに行くという名目で2人で旅行を楽しんでいたというわけか。しかも、普段は御簾紙(みすがみ)という和紙の避妊具までつけてて。やるねえ。ちなみに避妊効果はやはり薄いと聞くが、それだと数年単位で防ぐのは至難の業すぎるから、偶々どちらかが妊娠に至りにくい体質だったんだな。正直ラッキーじゃん。お互いに別に思い人がいたんだし。2023/10/13
ユキタ
3
図書館。小泉八雲の怪談奇談をBLに仕立て直したもので、直截に男色の絡みがあるものより、鮫人や生霊のようなこじらせた想いの果てを描いた話のほうが好みだった。特に鮫人の双方が語る想いの食い違いが残酷に浮かび上がる構成が好き。有名な「むじな」とかどうBLリメイクするのかなと思ってたんだけど、「むじな」はなかった。そしてBLに対するパッションがあふれてるあとがきも好き。2025/11/30
晴
3
ラフカディオ・ハーンこと、小泉八雲の『怪談』を原作とした、BL小説。特に「男喰い」「待ち人来たりて」がよかったです。欲望に取り憑かれたどうしようもない化け物の悲しさと、出世のために愛人を捨てた侍と彼を待ち続けた愛人の一途さにキュンでした。初BL小説だったけど、全体的に淫靡だけど、オチでゾクっとする話が多い印象。あと書影がいい! 2022/05/01
まほ
2
ジャケ買いだったけど、文章も情感があってよかった。2019/09/29
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