内容説明
神々の愛、嫉妬、裏切り、殺戮……軽快な筆致で心の奥底を揺さぶる作家・海猫沢めろんが描く、日本一尊い天地創造の物語。
はじめての古典、はじめてのBLにも最適な一冊。
★初版のみ漫画家・はらだによる装画イラストカード封入!★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
辺辺
17
なんというバカバカしさ。真面目に読んだら負けです。笑いが止まらぬ。まさかあの古事記をBLにアレンジするとよくもこんな山なし、落ちなし、意味なしの正しき「やおい」本を作れたな。凄い妄想の産物で、「八百万の神」(やおよろず)ならぬ、「八百一万の神」(やおいよろず)なのだな、こりゃあ、笑。頭を空っぽにして読むと宜しい。ストレスフリーで楽しく読了。2019/02/06
なー
9
これで十分なのでは、と思った。面白く、よくできていると。訳者の苦労がうかがえる、心理描写はこの通りでは、と思うほど。中巻・下巻も出してほしいな。2019/02/03
kaya
5
おもしろかったー。八百一万(やおいよろず)の神々たちは男♂しかいません。まさしく男神乱舞。だけど、神様なので、妊娠出産しちゃいます。歴史とBLの相性がこんなにいいなんて思いもしなかった。だけど、よくよく考えてみれば、近親婚だとか誘拐婚とかアリな時代なのだから、元々いい材料はそろっているんだよね。歴史も理解しやすく、台詞回しやオリジナルのストーリー展開もおもしろく(ネタ多すぎだ)、BL設定(兄弟、身分差、ツンデレ、鬼畜、ワンコ、ほだされ等々アリ)もおいしすぎな1冊。2020/01/04
ちり
4
一行目の「尊い本」を「薄い本」に読み間違えたけどたぶん間違ってない。2019/04/16
もときち
0
うーん。。2021/11/05