双葉文庫<br> 帳尻屋始末 : 2 つぐみの佐平次

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双葉文庫
帳尻屋始末 : 2 つぐみの佐平次

  • 著者名:坂岡真【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 双葉社(2019/06発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575666533

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内容説明

口入屋の蛙屋忠兵衛や殺生石と綽名される柳左近は、悪を懲らしめて善悪の帳尻を合わせるという「帳尻屋」の一味らしい。蛙屋と懇意になった琴引又四郎は、越後から女房を探しにやってきたという百姓吾助と出逢う。期待のシリーズ連続刊行第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

51
帳尻屋始末「つぐみの佐平次」2巻。主人公は琴引又四朗だがなんだかピントこない、良い所で柳左近に持っていかれる。「抜かずの又四郎」なので仕方ないが、今少し活躍して欲しい、口入屋の蛙屋忠兵衛が前面に出すぎかな。次回を期待します。2014/04/29

ベルるるる

22
売れっ子花魁だったのに顔を切り裂かれ、落ちぶれた女郎になってしまった女への思いを何も変えない男の純情。その男は罪をなすりつけられ死刑に。罪をなすりつけた男は花魁の顔を切り裂いた旗本の三男坊。この話は本当に悲しかった。それなのに帳尻を合わせるべく出かけていくのに、やっぱり刀を抜けない又四郎。・・・こういう弱気が全面に出てくる主人公のせいか、何かすっきりしない読後感。2019/04/23

ぶんぶん

15
【図書館】どうも展開が地味だな。 自然描写は良いのだが、頻繁に入れすぎる。 肝心のアクションが死んでしまう。 どうも、キャラクターを生かし切れていない感じ、忠兵衛もたいして強いと感じられない、暗黒街ににらみを利かすとは思えない。 抜かずの又四郎もたいして活躍をしない、仲間にしているのが判らなくなって来た。 読むのを止めようかな? 検討中。2016/11/01

Kira

9
図書館本。シリーズ第二弾。帳尻屋のメンバーに数えられながら、悪党退治の際にずっと刀を抜けずにいる又四郎はこの巻でも抜けなかった。「抜くのは義を貫く時でなければならない」という師匠の教えが重く心にのしかかって、いざという時に金縛りにあったように手が動かない。そんな又四郎にぼやきながらも、忠兵衛は気にしている 様子もない。殺生石こと柳左近は黙って見守りながら、己が相抜けのできる相手ではないかと又四郎の力量をはかっている。この三人の男たちの距離感がいい。 2018/09/18

あかんべ

5
頼んだ者は死にそのかたきを討つ。しかも抜かず。柳左近に頼りすぎ?抜かずに戦う工夫が今ひとつです。2014/04/04

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