内容説明
父を看取り、認知症の母を介護し、対談・執筆と多忙を極める著者。自ら「床族」と称し、何でも床に積んでしまう片付け下手で、捨てられない性格と自己分析。また、連続ドラマ「陸王」に出演、女優としても活躍、さらに還暦過ぎての結婚まで……。じわじわ訪れる小さな老いを蹴散らして、挑戦し続ける激動の日々を、赤裸々に綴る。不肖アガワの『婦人公論』人気連載エッセイ第1弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ikutan
79
コロナ流行前の2016年から2018年のエッセイ。お父様の葬儀から始まり友人とのお別れもいくつか。アガワさんは、人生のちょっと先輩なので、色々参考になります。片付けられない(捨てられない)とか、物忘れが増えてきたところとか、自虐ネタにクスリと笑いつつ、私も私もと共感できますね。あぁでも、私も身長150cmだけど、床には物は置かないなぁ(笑)。女優として活躍し、ドラマ出演で走っちゃうというパワフルなアガワさん。そして還暦過ぎての結婚まで‼元気をもらえる楽しいエッセイです。2022/08/15
あや
33
お父様の死、お母様の介護、還暦過ぎてのご結婚・・・人が一人亡くなるって本当に大変なことなのだと思い知らされました。私も物が捨てられず、お部屋が散らかっているので他人事とは思えず。ご結婚生活のお話は楽しく読みました。還暦過ぎてのご結婚、憧れます。2023/06/18
米太郎
30
・阿川佐和子のエッセイが好き。介護の話も父親の死もなかなかに大きいできごとだが、阿川さんの書き方だと大したことないように見える。相変わらず阿川さんらしく楽しく過ごせててよかった2023/12/12
penguin-blue
28
元気印アガワも60代後半、「見合い・独身」ネタを軽妙に綴って来られてここへ来ての祝結婚。ほのぼのおめでたいモードもありつつ、親の死、介護、自分の老いの話など避けられない部分もあわせての一冊だが、相変わらずの人生前向きパワーで年を重ねるのも悪くないかも…と錯覚させられる。 先日出演されていたドラマでもなかなかいい味を出されており、まだまだ先を走って後に続く世代にちょっとした笑いと希望を与えて頂きたいなあ。2025/07/02
わんつーろっく
24
初出は2016年から2年にわたり「婦人公論」に掲載されたエッセィである。父を看取り、友を見送り、認知症の母の介護、そして還暦を過ぎてからの結婚。ちょうどこの頃はテレビドラマでタビを作る女優としても多忙の日々。阿川さん、タイトル通り、ブッ散らかった部屋で資料の山をあっちへこっちへと床に並べる習癖があるとのこと。小さな老いを蹴散らして、挑戦し続ける姿は私たち世代の希望の星。テンポよく楽しませてもらいました。いい男、金と力はなかりけりって言いますから。2023/08/25
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