富士見ファンタジア文庫 俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 8.5

著者名：恵比須清司【著者】/ぎん太郎【イラスト】

KADOKAWA（2019/07発売）

• ISBN：9784040732152

内容説明

永遠野誓の毎日は過激なイチャイチャ取材で大忙し。ホワイトデーはもちろん、スポーツジムでも作者インタビューの最中でも、それからネトゲの中でも……ってマジですか？　涼花、お前の創作の原動力って何なんだ？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[むっきゅー]

番外編の短編集。いつものメンバーで、①ギャルゲー、②ネトゲ、③筋トレ&水泳、④インタビュー対応、⑤ホワイトデーでのハーレム展開で妹がやきもきするいつもの話。本編もさしてストーリーが進んでいないので、番外編という感じが全くしないな。いつも通り。安定の平常運転。ただし、６話目だけは異なっており、凉花の小説家デビュー秘話みたいになってました。頭がフリ切れとるなー、この妹は。

2019/07/26

[真白優樹]

インタビューの際どい質問に答えたりゲームの中など変化球も含めたいちゃつきを繰り広げる中、涼花の創作の原点が語られる今巻。　―――思い返す日々の始まりの切欠、それは今も変わらぬ想い。　ネトゲ内で結婚の為駆け回ったりホワイトデーでいちゃついたり。祐と涼花を中心としたオールキャストでいつもの日常が繰り広げられる中、涼花の原動力を語る、根源に触れる巻である。初めは偶々でも、今まで重ねた日々は嘘じゃない。振り返り見つめ、また前へ。一時の休息を得て進む先、どんな日常が彼等に待っているのだろうか。 次巻も楽しみである。

2019/06/22

[彼方]

ギャルゲーやネトゲ、運動に永遠野誓についてのインタビュー、ホワイトデーのお返し…そして涼花が初めてラノベを書き上げた時の心情が語られる短編集の第8.5巻。今回もブラコン全開なこの作品らしく相変わらずの安定感。イラストもSDとか端っこにでもキャラが描き込まれていて良い感じで、短編集だから仕方ないんですけどもっとイラストほしくなるなぁ…。しかしやっぱり涼花がメインのお話ばかりで、もう少し他ヒロインの活躍が見たかった気持ちも…せめてホワイトデーのお返しは一人一人凝ってほしかったところ…かませすぎて切なかった…。

2020/05/05

[加賀ますず]

めくるめく妹とのイチャイチャ生活…？お兄ちゃんが大好きなのに素直になれない涼花が、ラノベの取材と称してなんとかお兄ちゃんとイチャイチャしようと画策する王道妹系ラブコメ短編集。短編集ということでスッキリ一つ一つのエピソードが纏まっていて読み易く、キッチリ各キャラの魅力が伝えられているのでとても自分のツボを押さえている。

2019/10/24

[まる餅]

紙本。ドラマガ掲載分+書き下ろしの短編集。最後の話は涼花の妄想ここに極まれりって感じ。ラノベでこのブラコンっぷりは取り扱いを間違えると大事故になりそう。

2020/03/13