富士見ファンタジア文庫<br> 俺が好きなのは妹だけど妹じゃない

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富士見ファンタジア文庫
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない

  • ISBN:9784040720333

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内容説明

美少女で、成績優秀、生徒会長も務める中学三年生の妹――永見涼花。そんな妹が『兄を溺愛する妹の小説』を書いてラノベ大賞を受賞!? ラノベを知らない妹の代わりに兄の俺がデビューする……だと!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

θ(シータ)

44
「…………ふぇ……? にゃ、にゃんにゃんでしゅか……?」小説大賞を受賞した"妹"に頼まれて代わりに代理人を務めることになる"兄"の恋愛コメディ。人気のジャンルの1つの妹モノで珍しく妹視点での兄へのデレデレ描写がある作品。正直勿体無いなぁという印象。サブヒロイン達を沢山出しすぎたせいで一人一人の個性が十分に生かされてない気がするし、それなら涼花を中心に少しずつ展開させたほうが物語的にも纏まりがついたのではと感じてしまった。でも、不器用な妹を見ているとそんなことどうでもいいかと思ったり。星3つ【⭐️⭐️⭐️】2018/05/02

みかんめろん

31
おバカで楽しい~。ラノベ作家志望の平凡な高校生祐はいつも一次審査落ち。だがお嬢様学校に通う品行方正・眉目秀麗の妹涼花がある日突然人気ラノベ大賞を受賞してしまう。しかもお兄ちゃん大好き妹モノで…真っ直ぐすぎる涼花と何だかんだ面倒見いい祐の会話が面白すぎて。舞など他のキャラもにぎやかで楽しい。とても尊い作品でした。え、ご都合主義が何ですって?大好物ですけど?wでも自分が作家志望なのに妹が人気作家になってしかもその代役するって良く考えたらツライよね。星4つ★★★★2024/08/01

むっきゅー

29
ど真ん中に豪速球を投げ込んだような、ストレートなラブコメ。これは安心して読めるワー。妹・涼花が趣味で書いた「お兄ちゃんラブ小説」がラノベ大賞を受賞してしまい、お兄ちゃん・祐が妹の身代わりに作者になりすます話。「エロマンガ先生」の妹を司波深雪に置き換えたような感じですね。それほど、妹のブラコンがすごい。また、それに全く気がつかないお兄ちゃんの鈍感難聴ぶりが、もうラノベ主人公の鑑としか言いようがない。クラスメイトでラノベ作家の舞ちゃんや、イラスト担当の「アへ顔Wピース先生」もかわいい。2017/11/04

ラノベの王女様

28
バイト禁止のお嬢様学校に通っているのに、ラノベ新人賞で大賞を受賞してしまった妹の涼花(ジト目系敬語キャラ)。彼女の人生相談を受けた兄の祐(ラノベ作家志望で一次落選常連)が、妹を助けるために代理人となってサポートを決意する物語。―――俺の妹がこんなに俺を好きなわけがない。涼花のブラコンっぷりがヤバい!兄がいるくせに妹もののラノベ書くってストレート過ぎ!しかも自作のキャラに「えへへ、お兄ちゃんにナデナデされると、ぽわ~って幸せな気分になるんだよ?」って言わせてるし!こんな妹、あたしも欲しい!2016/10/16

とら

27
好みにそこそこドンピシャの作品だった。最近は個人的に富士見ファンタジア文庫がキテるなあ。代理人としてどこまでボロを出さないでいけるかがまず気になる。担当の人との対応を電話とメールでそれぞれ変えるってのが既に厳しい気がするけれども笑 妹以外のキャラクターも魅力的なので、今後に期待です。まあ作中でも書かれている通り、妹との描写メインで全然構わないけれどもね笑2017/01/11

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