集英社コバルト文庫 外法師 孔雀の庭（下）

著者名：毛利志生子【著】/紗月輪【イラストレーター】

集英社（2019/06発売）

• ISBN：9784086003674

内容説明

新興宗教「孔雀さま」を率いる謎の法師、妙見の罠にはまって術をかけられてしまった玉穂。10歳のまま成長が止まっていた体がみるみるうちに大きくなって、二十歳前後にまでなり……。妙見の肥大した野望が、平安京の滅亡と権力の掌握にあることを知った玉穂は、綺童丸とともに、彼の秘密の鍵を握る播磨の白蓮院まで馬を飛ばすが……。外法師シリーズ、とうとう怒涛の最終章へ突入！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Natsumi]

図書館

[punto]

追記。

2006/01/22

[PIPI]

これで、「外法師」は終わっているが、本当にこれで完結なのだろうか。いろいろと画策した黒衣の女外法師も、時々目覚めて悪さをしているという説明だけで、根本的な解決はしていない。それとも、体が大きくなってしまったから、もうおもしろみは無くなったと言うことなのだろうか。このままいったら、玉穂が成長を止めた、男女のややこしい世界に突入してしまうし。ただ、それなら、実年齢２６才に対して、１８才ぐらいで止めたのだろう。実年齢まで成長（老化？）するきっかけも、今後、欲しいところでは無いだろうか。また、短編集で散々描いた

2010/06/10

[季夏]

良い終わり方だったなぁ。綺童丸の玉穂の大事にしっぷりが非常にごちそうさまなかんじでした。

[みあ]

シリーズ最終巻となる６巻目。迫力のある展開で面白かったです。主人公の成長が止まってしまった理由も納得いくものでした。完結編ということで、せめて最後に触れてほしかった人が何人かいましたけども。

2009/01/25