内容説明
箱庭第二桁――ギリシャ最強の魔王・テュポエウスを辛くも一時的に退けた「問題児たち」。しかし、アトランティス大陸の異変は収まることがなく――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
15
インフレしてるのかしてないのか良くわからなくなるのは最初から星霊が出てるせいかな?アルゴールこんなキャラになって帰って来るとは想像外。ジェームズという今まで一番邪悪かもしれない敵出てきましたが決着は当分さきそうですね。楽しかったですが、ようやく第一戦終わり敵も増えていくばかり。無事終わるのかだけが心配です。2019/06/04
真白優樹
7
巨人が溢れ出し大陸が混乱する中、問題児達が再び魔王へ挑み、一つの戦いが終わりを告げる今巻。―――叫べ汝の心、示せ、己の為すべき事。 多くの神を生んだ神話の持ち主、大父神ゼウス。その真意が紐解かれると共に、問題児達の前に明確な悪が現れ戦いが一つの区切りを迎える今巻。 それぞれが心のままに為した正義。神の名の元出された宣言。正に原典に負けず劣らずの熱さ迸る巻であり、かの絶対悪との戦いに勝るとも劣らぬではないだろうか。迫る次の異国での戦い、その裏で蠢く敵の思惑はどんな影響を及ぼすのか。 次巻も須らく期待である。2019/06/06
ツバサ
6
今回も情報がわんさか出てきて困惑。ただ、ノーネームの戦いが見れそうなのは嬉しい。2019/06/18
D-suke
5
★★★★★ 神巻2019/06/01
ちゃか
4
太陽主権戦争、アトランティス大陸編の終わり。 謎解きをかなり丁寧にやってくれたなぁ、という印象です。 ゼウスのした大父神宣言。その真意が紐解かれるにあたって、霊格を削ってまで子をなしたという彼の神が為したことに驚愕を禁じ得ない。 第五章の冒頭に記された「――大父神ゼウスの名の下に」下された宣言。今の箱庭のを決定づけた、あの言葉には痺れた。2019/06/04