内容説明
GWの“天の牡牛”事件から3ヵ月。“生命の大樹”計画が動き出す中、遂に主権戦争の招待状が焔たちに届く。
精霊列車には箱庭中の実力者が集結し、西郷焔はそこで“ノーネーム”の春日部耀、そして更に意外な人物たちと出会い!?
同じ頃、外界で別行動中だった十六夜とプリトゥは、“廃滅者”を名乗る強敵と遭遇。いよいよ王群“アヴァターラ”が外界でも動き出す!
箱庭と外界に激震が走る、急転直下の第3巻!!
【電子特別版】として、カバーイラストの別表情バージョンを収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
32
“天の牡牛”を退け、“生命の大樹”計画が進む中、焔達に主権戦争の招待状が届き、精霊列車へと呼び出され、ついに第一ゲームが始まる。一方、外界の十六夜はプリトゥと共に“天の牡牛”の犯人を見つけるためアマゾンに来ていて…。第2部も3巻目に入ってきて、ようやく耀が出てきてくれたけど、実際出てきただけで問題児3人無双はまだまだ先か…やはり焔と鈴華が主人公なのを再確認wついに太陽主権を巡る戦争の開始で、帝釈&息子アルジュナの借金からスタートなどボケのスタートはこの作品らしいんだけど、焔だといまいちノリきれてない感が→2016/05/31
しぇん
18
人類最終試練に相応しい三頭龍のかっこよさは相変わらずですね。箱庭でのゲームもそろそろ始まりそうな上、ラストエンブリオに匹敵する存在の降臨など見満載才で相変わらず面白かったです。唯、全世界の神話を巻き込みつつ未来の英雄との交錯のような壮大な物語なので後10年は連載が終わらないのではないかとの懸念も。2016/06/12
真白優樹
14
精霊列車にゲームの参加者が集いいよいよゲームが開始される今巻。―――始まる予感、更なる強敵。今巻はゲームの始まり前、静かに高揚する空気を背景に箱庭と現実世界でそれぞれ強者が集い戦う巻となっている。・・・どんどんと自分よりも格上や天敵が出現する十六夜、まだまだ新米な焔。敵側に策謀が渦巻くも情勢においてはリードされている中、彼らの真価が発揮され圧倒的な爽快感が得られるのはもう少し先になるのだろうか。各所に策謀が渦巻き強者が集い、失われし大陸で待つのは如何なる戦いか、如何なる策謀か。 次巻も楽しみである。2016/06/01
霧間
12
表紙誰かと思った。耀変わったなぁ。さて、飛鳥の登場が待ち遠しい。ジンと殿下の目的はなんだろう?黒ウサギがチビくなっている理由も明かされましたが、まだいろいろとわからないことがあったり。ちょっと小難しい感じの話も長い。早く一気にふっとばす展開を希望します。2016/07/05
ちゃか
11
太陽主権が絡んだ大規模ゲームが始まらんという時に……釈天はいったい何をしているのか。焔たちも外界で苦労してたんだなぁ……とその一端が見えてちょっと目に涙が。大体あの駄神のせいなんじゃないのか。そして、十六夜や十二天が外で動き回っていましたが。まさか殿下に遊興屋まで外にいるとは。しかも、焔に接触してるし。怖いなぁ。十六夜はプリトゥと一緒に前回外界で起きた『天の牡牛』絡みの調査に動いてますが……そこで、また厄介な相手と出会って。プリトゥは十六夜の天敵と評していましたね。2016/06/01