内容説明
「私は久遠飛鳥。箱庭に召還された異邦人の一人です」
アトランティス大陸の謎に挑んでいた鈴華は、その道中で久遠飛鳥、アルマテイアと出会う。意気投合する3人の前に、今度は「ラミア」と名乗る吸血鬼の少女が現れて!?
一方、十六夜の前には、春日部耀、そして飛鳥達が現れ、遂に「問題児たち」が集結する。しかし、懐かしむ間もなく、クリシュナと更なる怪物が彼らを襲撃し――
「極相の星剣、原典候補者、生命の大樹……そういう事か! 貴様らが、ミリオン・クラウンというわけか!!」
十六夜が親友について語る短編も同時収録。過去と現在が交錯する第5巻!!
※電子書籍版にはオーディオドラマ特典が付属いたしませんのでご注意下さい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
燃え尽きタコ
17
本当にイシの話が良すぎる。これまで描かれた十六夜の心情や人格形成の根底として完璧なエピソード。 問題児再集結、そのまま大きくなった十六夜と春日部と違い、結構キャラデザに変更点がある飛鳥。一部の成長枠の貫禄。2024/10/07
しぇん
14
前巻で覚醒に近い力を得ましたが代償も大きかったようで…。クリシュナの裏に潜んでいた殺人種の王など見所はおおかったですが戦いはまだまだこれからといった所でしょうか。遂に問題児三人が揃ったのは感慨深いものがありましたが2019/01/06
真白優樹
8
飛鳥が舞台に帰還し十六夜達に再会する中、クリシュナ一味が襲撃をかける今巻。―――今ここに伝説は揃った、ここから反撃を始めよう。あの日の輝きを更に磨き上げ飛鳥が帰還し、十六夜と耀と再会する。ここに揃うは原初の問題児達、焔達の先を往く最強の三人。その三人を伝説の跳梁跋扈を許さぬとばかりに襲い来るは最悪の怨敵たる星霊。再会の感動の先に示される、問題児達でも一筋縄ではいかぬ戦いに心が踊る今巻。舞台に欠けた欠片は次々と揃い、世界は動き出す時を待っている。さぁ、この世界が動く時に待つものは。 次巻も須らく期待である。2018/06/07
ツバサ
7
遂に再会。だけど、情報量多くて物語が進むのが遅いのが難点。さて、ここからどうなる。2018/07/18
ささきち
5
今回の表紙は飛鳥!お嬢様だった彼女が日本刀なんて持ってしまっていて成長著しいですね。サブタイトル通りなのだが問題児の集結の時!焔達も悪いキャラじゃないんだけど私が読みたかった問題児達はこっちなんですよ。飛鳥も他の2人に負けず成長していたね!フェイスレスを倒しその霊格を受け取ったことで弱点だった身体能力と彼女の遺品である天叢雲剣を手に入れたことで、彼女の本来の恩恵である神格付与と星剣による伝承と霊格の分離という2人とは別ベクトルの強さ!昔と違って十六夜が突出せず誰もが強くなったから今後の戦いが楽しみです!2018/09/11