内容説明
英雄として救国に命を捧げてきた魔法剣士リューイは、親友のミロを討つ勅令を発した国を厭い、新しい人生のために最低職とも揶揄される”門番”に転職する。これで穏やかな生活を送れるかと思いきや、早速冒険者に絡まれた彼は、自身の潜在能力を引き出す隠しスキル「八門遁甲」に目覚めて敵を圧倒し、注目を集めてしまう! さらには、その技で”闇皇帝”になった親友ミロとも闘うことになり――? 元最強魔法剣士のまったりできない門番ライフ、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
14
【試し読み】国家に飼い殺されていた主人公は、かつての親友を撃てという私怨混じりの命令を厭い、祖国を出奔する。たどり着いた都市で念願の門番として働き始めるが、そこに現れたのは暗黒騎士として無法者の長になった親友だった…こうやってあらすじだけを書くと、硬派なバトル物なのだが…どうしてこうなった。味付けが致命的。主人公が童貞童貞連呼してみたり、最強のチカラを捨てたのに、別の最強のチカラを手に入れてみたり…ワンアイディアで勝負するならせめて、それを最大限に活かそうとしてくれ。2019/05/28
真白優樹
6
英雄として奮闘するも常に虐げられた挙句親友との戦いを命ぜられた少年が門番へ転職するも、平穏無事とはいかず様々な事態に巻き込まれる物語。―――最低に見えて最強、だからこそ平穏なんて蚊帳の外? ある意味運命の神に愛された、平穏ではなく災難が次々と舞い込んでくるこの物語。 王となっていた幼馴染との再会を始めとして、戦乱が起きたり魔神が目覚めたりと次々と問題が襲ってくる息もつかせぬ展開についていければ面白い物語であり、根っこの部分のコメディにはくすりと笑える物語である。少年の次の受難とは。 次巻も楽しみである。2019/06/01
みやしん
5
主人公と仲間達「だけ」がスゲースキルで十万の敵(自国民兵士‼)を描写こそコメディっぽくしているが、やってる事は蹂躙虐殺。王様にはタメ口、どんなシーンでもラッキースケベに童貞連呼。ライバルキャラはやっぱり正体は女。成り行きで参戦するエルフとドワーフも勿論女。丁寧語+上から目線のラス敵がまーよく喋る。案の定ご都合チートスキル覚醒。人間味の感じられない後書き。作者は本当にこれが書きたかったのかな?ラノベにKY発言で申し訳ない。 2019/06/02
ささきち
5
【試し読み】貶すほどではないけど普通につまらんな~幼馴染と一緒に英雄になろう!と約束していたが幼馴染は屑王の求婚を断ったことで死刑にされそうになったが主人公が頑張って国外追放になり主人公は英雄職を手に入れたが屑王の元で使い潰されていた。そんな扱いやら幼馴染を殺してこいと言われとうとう嫌になって英雄を辞め田舎の門番にジョブチェンジする物語。単純に会話がつまらない戦闘がつまらない女を出してエロっぽい感じにしとけばいいだろ?って感じで面白くない魔法剣士を辞めた後門番よえええ魔法剣士だったら~がうざいでつまらん。2019/06/01
チューリップ
5
【試し読み】強い魔法剣士だった主人公リューイが親友のミロを倒すように命令されてしまい、それをしたくない主人公は魔法剣士を辞めて最低職と言われている門番に転職して新しい人生を送るみたいな話。元が強いから門番になっても強いだんろうなと思ったけど初めからそう簡単に行っていない所は面白かった。転職した時から何か特殊な力があるみたいな描写とか隠しスキル出してたりするので最終的には最強すぎる門番とかになるんだろうなとは思うんだけど。2019/05/28