内容説明
珀陽の手回しにより湖州の州牧補佐に赴任した茉莉花は、白楼国と隣接するシル・キタン国からの侵攻の可能性に気づく。
いつの間にか仲間として距離が縮まっていた御史台の翔景と、実は皇子だった大虎とともに、侵攻を阻止するべく動き出す!
「珀陽さま、わたし、ようやくここまできました」
――だが禁色獲得を目指しひた走る茉莉花に、まさかの事態が!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
71
湖州編・後編(勝手に命名)。茉莉花が翔景や大虎と補完し合い、絶体絶命に思われたシル・キタン国との戦いでその頭脳を駆使しまくる!いやー天晴れ。3人の友情も良い。こういう仲間欲しい!いやでも翔景は友情じゃないよね。親友の仮面を一所懸命被る翔景がとても好き!(わたしの中ではそういうことにしている笑)それより何より、次巻が楽しみすぎる待望の展開が最後にー!♡なんかもうこのまま珀陽との距離を保ちつつ茉莉花の官吏としての成長を見続けても良いと思っていたところに急展開!え、このタイミングでこれってどうなっちゃうの?2021/04/02
よっち
45
白楼国と隣接するシル・キタン国からの侵攻の可能性に気づいた州牧補佐の茉莉花。仲間として距離が縮まっていた御史台の翔景や大虎とともに、侵攻を阻止するべく動き出す第六弾。今ある状況を分析して運も味方につけつつシル・キタン国の侵攻撃退の手立てを講じてゆく茉莉花。人と協力することを覚えた彼女の今回の大戦果にその成長を感じましたけど、凄まじい功績のはずなのになかなか素直に認められない状況をうまく誘導していった珀陽も、流石にあれは冷静でいられなかったですかね…仕方ないw 茉莉花さんの真意が気になるところではあります。2019/06/26
はなりん
30
湖州編終了。シル・キタン国が攻めて来るかも…の可能性に気づいた茉莉花達。何とか避難の時間稼ぎをするため策を練るが大虎が敵に捕らわれる。そこへ、天河が助っ人に現れて茉莉花の戦略が閃く!翔景と大虎の3人の親友?関係も楽しいし、茉莉花の周りにはどんどん素敵な人達、助けてくれる人達が集まってくる。それも茉莉花の魅力なんだろなぁ。そして、なんといっても、珀陽。キャー!本気ですよね?恋愛の落とし所が気になる〜。2021/04/25
dorimusi
28
湖州編上下巻の下巻。シル・キタンとの捕虜交換交渉はなるほどそんな感じで交渉するんだね、むしろただの密偵が生かされてて拷問も受けてないことの方が不思議と思ったけど、あの交渉を白楼国側から見ると確かに皇子と捕虜の交換になるんだねと驚いた。 ほかは……門一つ塞いだら閉じ込められるとかちょっとどうなん?とか微妙に気になるけど…まぁ面白かったかな。 最後、ちょっとここで完結してもよさげな終わりかただった。続き読むけどさ。2023/07/02
しゃちおおかみ
21
久しぶりの読了登録。先日呟いた中途保留本の行方いまだわからず、もう見切りで新規購入本を読む。湖州の懸念はドンピシャ、それをいかに防ぐのかスピーディに展開。茉莉花の周りの人達はある意味クセはあるけど悪意の人々でないため、気持ちよくハラハラを楽しめます。運も才能のうち、天も味方して、がキッチリはまり結果を出しています。最近自分がめっきり良い事無し、因果応報というわけでもなく、どうやっても結果が悪いばかりなので、羨みつつスカッとさせてもらいました(笑)。しかし珀陽にはなんと答えたの?上手く隠してるなあ~。2019/05/20
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