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内容説明
*購入者特典 人物相関図つき!
舞台の上だけが、
わたしの生きる場所だった。
同じ夢をみる同志として、ライバルとして――。
少女たちの心模様を鮮やかに切り取る青春群像シリーズ!
淡島歌劇学校に集う少女たちの中で、
舞台の中心で光を浴びることができるのは一握り。
卒業公演でダブルキャストを演じた沙織と実花子。
しかし、実花子は闘病のため淡島を去り、
沙織はトップスターの道を行く。
その後も交差する二人の運命――。
切なくも眩い、少女たちの青春グラフィティ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
20
歌劇学校を舞台としていながらも、歌劇そのものよりも、そこに集う少女達のパーソナルな葛藤に焦点を当てているのが、この漫画のユニークなところだ。「私たちを縛り付けるものは たいてい私たち自身だ」少女達には、各々の背景があり、各々の悩みが存在する。けれど、同じ想いで入学した彼女達は、だからこその絆を感じている。そこに気付くとき、違いは個性に繋がり、悩みは共有されていくのだ。2019/04/10
ソラ
13
久しぶりの新刊。こいいじもよかったけど、淡島百景が良いなぁ2019/03/17
ちぇしゃ
8
時間軸が行ったり来たりする群像劇にしたのは、歌劇学校という特殊な「場所」とその場所の目指すところとその意味を主軸にしたかったからなのかな。学校は特殊な場所で、学生は通り過ぎていくお客様で、教職員は要素にしかすぎず、その「場所」の意志のようなものを日ごろから感じてるところがあります。同じ場所にいても時間の経過やそれぞれの立場の違いによって視野も見つめる先も全く異なっているという面白みがある。この漫画のすごいのは場所を主軸にして、時間軸を多層化して普遍的な「人」と「感情」を描いているところだと思う。2019/07/29
うさぎや
7
ダブルキャストの話が良かった。大人になるってこういうことだよね……2019/03/16
どんぐり@京都の何処かで
5
この作品はおっさんには楽しみ方が難しい。絵を愛でつつ話を諳んじて雰囲気を楽しむのかな。素敵な作品ですが、もっと若ければもっと楽しめたんだろうなと。少し寂しい気持ちに。青春を精一杯生きる、その隣に親友がいる。素敵じゃないですか。2019/03/26