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内容説明
【※電子版KC全巻 新デザインで登場! サブタイトルは『和歌のお嬢様、ラップはじめました。』屈強なラッパーにも立ち向かう可憐なお嬢様の物語。女性読者にもおすすめのタイトルです!!】
言葉が生まれて、闘いが始まる。しおりは急速にフリースタイルラップに夢中になってゆく。そこへ受けた学校の呼び出し、父からの詰問。想いを言葉にしていく中で彼女は悟る。なぜ今、私はラップバトルなのか。すべての準備は整った!? もちろんそんなはずもない。でもマイメン・ミキと一緒に突き進もう。ついに高校生RAP選手権予選スタート!!電子版には、迫力のラップシーンをネーム付きで発売!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
30
「人生は即興の連続・勝ち負けじゃない・でも美醜がある・ラップバトルを究めた人の人生はきっと美しい」。美酒(ミキ)の実家にも訪れて互いの親密度も増した中、高ラ=高校生ラップ選手権を目前に控えた栞に通達されるクラブへの出入りの発覚と親バレの危機を巡る顛末を経て、いよいよ始まる高ラ予選開始まで。ラップバトル=歌合(うたあわせ)と捉える栞の熱弁が胸を打つ。お父さん、国文学者だけのことはある器の大きさ、深い理解力が素晴らしいな。言葉が人の心を動かすんじゃない、きっとそこに込めた想いが動かすんだ(以下コメ欄に余談)。2019/04/12
けいこ
17
和歌とラップ。表現方法が違うだけで、根っ子は一緒。ラップバトルは連歌と似ている。ラップバトルは即興の唄。和歌・・・短歌や俳句でも、自分のぐるりのことに目を向けるきっかけになるけれど、ラップも。敢えて栞がラップに惹かれたのは、和歌のリズムよりも即興詩ということに興味が惹かれたのか。対戦相手次第で即興詩の出来が違ってくる事も面白い。バトルも相手を攻撃(?)するだけでなくて、応援合戦みたいな掛け合いもあるんだと知った巻でした。2019/03/16
すぱちゃん
13
そうだったのか!ミキはしおりんと1DJ、1MCで活躍したいのか!素晴らしい夢ですね!しおりんがクラブに出入りしてることを知った学校側はしおりんを停学処分にしますが、しおりんの父(理事長)の配慮により復学に。しおりんのラップバトルを聴いた父は、その高速で生み出されるrhymeに魅了されました。国文学者だけあって。高ラ予選、ミキ、しおりんとKとの関係が上手く行きかけたところで、Kを潰しにくるモノホンっぽいヒップホッパー登場。次巻に続く。2019/09/20
毎日が日曜日
7
★★★2019/03/17
kenitirokikuti
7
東京ラップ選手権へ向け、しおりとミキの家庭の事情が整理される。ミキの家は北関東の日本酒の醸造家。母がしおりとミキの通う名門女子高の出身。通うならDJやってもいい、という条件。音楽は兄から。しおりの父が登場。「去年 春樹(こぞの はるき)」。国文、和歌の学者である。ラップには無知であったが、しおりとゲドーザンのバトル動画を見て、これが高度な即興詩の世界であることを即理解する。この巻はクリーンな方向からラップが描かれる。もっとも、教師はまだクラブ通い認可に納得しておらず、ラップ大会出場者にも「持たざる者」が。2019/03/16
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