しもばしら

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紙書籍版価格
¥1,650
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しもばしら

  • 著者名:細島雅代/伊地知英信
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 岩崎書店(2019/04発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784265043699

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内容説明

霜柱の出来方を写真で解説する。どのようにできるか?どんな場所にできるか?を伝える。霜柱は日当りの良い地面にできるのです。霜柱って何んだろう?/じめんにたつ霜柱。ガラスにおりる霜。空からふる雪。崖にさがる氷柱。どれも水が冷えてかたまった、氷のなかま。/ふだんは気づかないけれど、水は高い空やまわりの空気、地面のしたにたくさんある。雲や霧は空気にうかんだ水や氷のつぶ。空からふる雨、葉っぱにおりる露。/水は、とても寒くなると氷になる。雨は凍って雪に、露は凍って霜になる。/霜柱はどんな水が凍ったものだろう?/星がきれいな、とても寒い冬の夜/地面の上に小さな氷のつぶができた。これが霜柱のあかちゃん。つぶが少し長くなった、にょきにょきのびてきた。土をもちあげ……、霜柱がたった!/霜柱を見つけたら、まわりをよく見てみよう。日があたる地面には霜柱がよくたつ。一日中日かげの地面には霜柱はあまりたたない。それはなぜ?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

seacalf

66
子供の頃、学校までの通学路でザクザクと踏みしめて楽しんだ霜柱。当たり前のように思っていたが、よくよく周りに聞いてみると他の地域ではあまり見られないそうでびっくり。関東ローム層では霜柱が出来やすいらしい。そんなきっかけがあって手に取ったみたが、写真でまじまじと霜柱を見ると、とても繊細なのがわかる。土の中の水分の多さや土壌の粒の大きさ、隙間具合、急に冷えたかゆっくり冷えたかによって様々なかたちになるという。細いさらさらした霜柱と太いごつごつした霜柱の対比など興味深い。巻末に霜柱の作り方も掲載。わくわくする!2022/02/15

たまきら

45
読み友さんの感想を読んで。かがくのともも面白かったですが、こちらではしもばしらについてさらに詳しく説明がされていて、「そうか!だからこういう風になるんだ!」と実際に観察したくなること必至です。娘は「寒いうちに読んでたらなあ」ときのないお返事。タイミングがすべてなのか…。2022/03/22

tokotoko

44
とっても寒い今年。霜柱、見ましたか?私、まだ見れてません。・・・というか、もうずいぶん長い間、見てません。だから、霜柱の存在も・・・忘れちゃってました。この本で思い出せてよかったです。この本は、私達が実は「水」に囲まれていることも再認識させてくれます。だから読み終わるとね、きっと目も気持ちも潤います。そして、もちろん、霜柱にも詳しくなるから、冬の外歩きがとっても楽しみになりまーす!!2015/01/10

たんぽぽ

31
朝の出だし、図書室で過ごす子が、霜柱を掌にのせて持って来てくれたきっかけで。霜柱について前は福音館のもので読み聞かせしていたが、こちらは絵ではなく写真で霜柱の様々な姿がおさめられていて、説明文とともに、その水の変化の不思議さに惹きつけられてしまう。土の中の水がすぐに凍ってしまう日陰より、日当たりの良い地面の方が霜柱ができやすいとは意外だった。確かにその子が見つけてきた近くの広場もよく日が当たる。最後に家で霜柱をつくる実験と解説のコーナーがある。字数が多くない割に充実した内容で冬の読み聞かせ本に加えたい。2019/01/31

izw

24
最近じっくり観ることが少なくなった「しもばしら」の写真が美しい。巻末に家庭でのしもばしらの作り方が載っていて、作ってみたくなります。2015/08/06

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