内容説明
【10100108】「フォホホホホホ……メイクマネー」カスミガセキ教区を預かるアークボンズ・タダオ大僧正ーーまたの名をアマクダリ・セクトの幹部〈十二人〉の一人、ニンジャ・ブラックロータス。10月10日、午前01時08分。アマクダリの政権簒奪計画に伴い、ネオサイタマに非常事態宣言が出されるさなか、彼は常のごとく衆生からマネーを吸い上げ、満面の笑みを浮かべていた。赤黒の死神によって、命を狙われているとも知らずに……。ーー「フェイト・オブ・ザ・ブラック・ロータス」
【10100207】「フジキド・ケンジ。男。凶悪なる殺人鬼にしてテロリスト。イチロー・モリタなる偽名を用い私立探偵としても活動」「ナンシー・リー。女。試算懲役数千年の重犯罪ハッカー。数々のテロに関与。フジキド・ケンジを支援」ついに死神とハッカーは公に糾弾される。10月10日、午前02時07分。重金属酸性雨降りしきるウシミツ・アワーのネオサイタマ。次なる標的を目指してビルを飛び移る赤黒の風。そして動き出す〈十二人〉。待ち受けるは……悪魔。ーー「デス・オブ・アキレス」
大幅な加筆修正を施した渾身の6作を収録!
【収録作】
「レイズ・ザ・フラッグ・オブ・ヘイトレッド」(後編)
「フェイト・オブ・ザ・ブラック・ロータス」
「デス・オブ・アキレス」
「メニイ・オア・ワン」
「ショック・トゥ・ザ・システム」
「グラウンド・ゼロ、デス・ヴァレイ・オブ・センジン」(前編)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はま
15
シリーズ第7弾。通しで19冊目。前巻から跨いだ「レイズ、、」が泣かす。良い。そして10月10日、アマクダリの最も長い1日が始まる。次巻への予告がすげー良い。楽しみ。今回も前後編分かれたお話で引き。以下メモ。キョートの特務機関カブキコムに潜入、タカギ・ガンドーとアズール。ガンドー囚われ。カブキコム、マジックモンキーでデスドレイン。ハーヴェスター直属ニンジャ4人。2017/09/26
サケ太
10
『分刻みの二十四時間デジタル殺忍ウォッチが、いま無慈悲なるカウントダウンを開始した!』どいつもこいつもとんでもねぇ!アマクダリ・セクトの「12人」。凄まじい強さを持つニンジャたち。『レイズ・ザ・フラッグ・オブ・ヘイトレッド 後編』の親子関係には思わず泣いてしまった。激闘に次ぐ激闘。全てが巨悪!全てがニンジャ!苦戦しながらも次々と屠っていくニンジャスレイヤー!しかし、敵の数は多く、システムは手強い。平行で戦争も続いている。ガンドー、そしてヤツの姿が。どこに行くのか、行けるのか。死闘の先に何が待つのか。2021/05/30
†漆黒ノ堕天使むきめい†
7
ニンジャスレイヤーが表舞台にて話題になる。王道といえるような展開です。そして周りの人々が動き出す。面白いなあー。2017/07/27
トルネードG&T
4
ニンジャスレイヤー3部最終シリーズ、ついに始まりました。いやTwitter連載版の時系列でみると最終シリーズというほどではないのですが、書籍版ではもろもろカットされているので。とはいえ書籍だけでも楽しめるようにしっかりと再構成されており、特に今回収録の一連のロンゲストデイシリーズは第1部最終章「ネオサイタマ・イン・フレイム」を彷彿とさせるボスラッシュ感がありました。しかもあちらの末期おしまいシックスゲイツ戦と違って、全盛期の12人と正面から戦いあうのでそのあたりも楽しい話ですね。後半も期待しています。2022/06/03
うさみP
3
儚き蝶の羽ばたきがメイルシュトロームを巻き起こす様に、微弱電波が市井の無関心を揺さぶり憎悪を結ばせ『忍殺』の反旗へと繋がっていく展開が熱い。政権移行のハナミ儀式、マネーの行き交うキョート戦争、ネオサイタマ浄化作戦。1010ニンジャ暗黒管理社会実現は秒読み。一日で12人の首級を。厳戒態勢の間隙を突き進め。殺して走れ!ニンジャスレイヤー!殺し走れ!『とでも言うと思ったかッ!!!』アガメムノンのマジギレに笑った。アズール=チャン、ヤッター!2017/07/05
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