内容説明
世界大戦、勃発
世界の王者 対 西方の覇者
非戦闘員である海上保安庁の職員を手にかけたグラ・バルカス帝国。
日本国内では報復への世論が高まり、政府もこれを無視できず、
グラ・バルカス帝国を鎮圧する方策が舞台裏で検討される。
一方、直接的な攻撃を受けた神聖ミリシアル帝国は、
中央世界、第二文明圏の有力国の軍を結集した『世界連合軍』を率いて、レイフォル沖へ向かう。
対するグラ・バルカス帝国は、東方艦隊空母機動部隊を展開し、世界連合艦隊を迎え撃つ。
数で勝る世界連合艦隊を相手に、高性能な兵器と優れた戦術で圧倒するグラ・バルカス帝国東方艦隊。
カルトアルパス沖海戦の再現になるかと思われたが……。
古代魔導文明が生み出した、恐るべき兵器が姿を現す――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nas
5
前巻で撃たれまくってるのに損害なしってよっぽど特殊な装甲なのかと思ったらほんとに特殊な装甲だったらしいな。魔法弾は質量がない感じだから熱耐性が強ければ無傷でいけるみたいな奴なんだろうか。しかし、日本内の会議で環境相が軍事関係の意見言って防衛相に全然ダメですで場が白けるを2回くらいやってたけど専門的な部分で実現不可能なだけで方針としてそんな間違ってないんだから別にいいだろ…。戦争突入状態だから大臣クラスは全員軍事知識バリバリに事前学習しといてくれって感じなのかもしれんが2024/03/24
ぎゃぐれー
5
戦力の逐次投入は愚策と言われるけど、フィクションではそんなの関係ない！劣勢の味方に救世主のように現れる新型兵器で優劣が逆転するのはフィクションならでは。現代戦は一瞬で勝負がついて地味だとあとがきでも書かれていたけど、やっぱり自衛隊が活躍するのは良い。2019/02/22
くまくま
3
帝国VS世界連合2020/04/25
錯乱坊
2
いよいよ追いつめられた列強第１位の神聖帝国はなんと空中戦艦と言う秘密兵器を持ち出して何とか引き分けに持ち込むという展開。どう見ても神話の魔帝復活への伏線にしか思えませんが。2020/07/13
えぬ氏もわるよのぉ
2
古代の超魔法文明の発掘兵器なんていう、『ふしぎの海のナディア』みたいなのが現れた。その強さは圧倒的で、幸いにして日本に敵対的な国ではないが、自衛隊の優位性も絶対ではないという気がしてきたな。2020/03/21
