HARTA COMIX<br> ヴラド・ドラクラ 2巻

個数:1
紙書籍版価格
¥682
  • 電子書籍
  • Reader

HARTA COMIX
ヴラド・ドラクラ 2巻

  • 著者名:大窪晶与【著者】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2019/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047353558

ファイル: /

内容説明

吸血鬼ドラキュラのモデルであり、残虐の王として知られるワラキア公・ヴラド三世。
その一方で、当時最強のオスマン帝国から母国を守り抜いた英雄であり、
革新的な政治力でワラキアの国力を高めた知略の王でもあった。
本書では、史実とフィクションをまじえ、ヴラド三世の生涯を描き出す。
[2巻のあらすじ]
信頼できる有能な配下を集め、徐々に勢力を拡大していくヴラド。
しかし、国内貴族たちの抵抗もまた激しくなっていく。
貴族たちは前君公の子息、ダン・ダネスティを担ぎ出し、
大国ハンガリーの力を得てヴラド追放に動き出していた――。
ヴラドに最大の危機が訪れる、第二巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こら

30
ヴラドと大貴族の戦いは益々熾烈を極める。最初は戦闘シーンが主軸かと思ってましたが、ヴラドや敵対貴族達の裏の裏を読む、先の先を取るこの知略による駆け引きが新鮮でたまらなく面白い!忠実な臣下や理解者も増え、改革が進むにみえたが、大貴族の首魁アルブの予想以上の反撃で……そして、遂に串刺し公と呼ばれることになるヴラドの内なる怒りの炎が燃え上がる!この場面で終わりとは、次巻が読みたくてたまらない!2021/05/08

Tenouji

16
通称、串刺し公として恐れられた話しを、知力対決と腹心を無くした悲しみで表現しているので、共感してしまうw。しかし、この時代の諜報活動の信頼性は、どれ程のものだったのだろうか。それに支えられた話し、となっているわけだけれども。2019/04/04

イーダ

14
意外と知られていないのかなこの本、読んでる人も少ないようですが非常に面白い!ブラド公の武力を使わない戦の仕方。貴賤を問わぬ人事のやり方。革新の手本ですが、いざ暴力に訴えるとなると、とことん容赦をしない。どちらにも思い切りが良すぎて読んでて爽快感すらあります。2019/02/16

フカミ

8
ここにきて貴族たちとの権力争いも佳境に入って来ましたか。難しい立場にあるのは相変わらずのブラド公がどのような策を使い、列強の国々や貴族たちと渡り合っていく姿は何とも頼もしい。私がマキャベリなら彼を君主論のモデルにしたいかも。2019/02/23

キーツ(Nob Arakawa)

8
ワラキア正史は生憎の不勉強なのだが本作は歴史通りと言うことなのであろうか?ようやく串刺しエピソードが出てきたものの、どうにもキャラ描写に魅力が足りない感がなぁ。それを問う作品でもないのだろうが、物語としてあまりにも淡々とし過ぎていて連載が続くか少し心配ではある。ワイ的にはやりきって欲しい思いは強いのだがな。2019/02/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13446449
  • ご注意事項