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内容説明
吸血鬼ドラキュラのモデルであり、残虐の王として知られるワラキア公・ヴラド三世。
その一方で、当時最強のオスマン帝国から母国を守り抜いた英雄であり、
革新的な政治力でワラキアの国力を高めた知略の王でもあった。
本書では、史実とフィクションをまじえ、ヴラド三世の生涯を描き出す。
【3巻のあらすじ】
ワラキア国内の有力貴族を大粛清したヴラド。残るは最大の敵・アルブのみ。
中央集権化を狙うヴラドにとって大きな意味をもつ戦いが始まる。
そしてついに、当時の世界最強・オスマン帝国がヨーロッパ制覇に動き出す。
率いるはメフメト二世。
難攻不落のコンスタンティノープルを陥落させ、“征服者”と呼ばれた男が、
ヴラドの前に立ちはだかる――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こら
27
大貴族アルブを倒し、ワラキア国内を掌握したヴラド。まさか、串刺刑が私怨のみか、次なる戦いへの布石でもあったとは!本当に先が読めない彼の内面に脱帽。そして、遂に超大国オスマン帝国皇帝メフメト二世が動き出す―妻をも利用し、苛烈に生き抜くヴラド。「恐れられる支配者は孤独だぞ。」アルブの言葉が突き刺さる。2021/05/09
Tenouji
15
狂気は冷静さと合わさると絵になるな…2020/07/25
ミナ
8
次の相手はオスマン帝国なんて勝てるわけないじゃーん!でも、着々と準備を進めている。勝ち目を見抜いたんだろうか。これまた続き~ってなるなぁ。2020/02/15
フカミ
7
深慮遠謀、知略は冷徹 今回もヒリヒリする内容でサイコーでした。 なんの後ろ盾もなく、ワラキア公となったヴラド公。国内の大貴族たちとの闘い、そして、当時もっともイケてる大帝国、オスマンとの戦いに突入していく。 彼の境遇の、逆境っぷりにMなのか、Sなのか、なんかもうゾクゾクしまくりです。 2020/02/22
毎日が日曜日
7
★★★★2020/02/17