内容説明
各地域に暮らす人々が、身近な自然や生活文化を題材に発展させてきた伝承あやとりは、現在世界で約3,000種類が発見されています。
本シリーズでは、そうした伝承あやとりを写真と解説文で紹介するほか、一部のあやとりについては、とり方の詳細をイラスト付で収録。
大人から子どもまで紐一本で楽しめるあやとりを、見て・読んで・とって楽しめる一冊です。
シリーズ1-2冊目で紹介するオセアニア地域は、世界最大の伝承あやとりの採取数を誇る地域(約3,000種のうち2,000種)。
[太平洋の小さな島々編]では、南太平洋の小さな島々に伝わるあやとり31種類を紹介、うち11種類はとり方の説明を付けて掲載します。
目次
はじめに
目次
第1章 オセアニアのあやとり
ポリネシア、ハワイのあやとり
ツバルのあやとり
マルケサス諸島のあやとり
ラパ・ヌイのあやとり
メラネシア、ソロモン諸島のあやとり
バヌアツのあやとり
ニューカレドニアのあやとり
ミクロネシア、カロリン諸島のあやとり
ナウルのあやとり
コラム1：ナウルのあやとり
第2章 とってみよう
あやとりの基本
【とり方】初級～中級～上級
コラム2：ハワイのあやとり
神話や伝説にもとづいたあやとり
オセアニアへの民族移動
ラパ・ヌイ（イースター島）のあやとり
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
3
太平洋の小さな島々編。伝承の中にも、創作あやとりがあって、絵を描くように糸を操って、表現する。伸びたり縮んだりはもちろん、よちよち歩く子豚のあやとりなども紹介されていて楽しい。2019/02/14
