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内容説明
嘘と虚構、酒による酩酊。そして逃避。尊厳を忘れた男たちが起こした忌まわしい事件を振り払うため、六本木を離れ、渋谷へと向かったジン、なな子、リカ。しかしそこもまた「渋谷」という、別の名の地獄だった。センター街を占拠する“KARAS”は獣と化し、迷い込んだ者たちに襲いかかる。蘇る悪夢、あの事件。なな子とリカの悲鳴。助けを呼ぶ声に応えられないジンの精神は暗闇の底に落ちていく…。想像を絶する「最終章」が始まる!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yk
4
災害がおこった時にここぞとばかりに新興宗教が出てくる。そしてストレスが極大まで達すると暴徒化。狂うということは本当にこわい。こんな極限の状態で自分を保つにはどうすればいいんだろうか。2018/04/21
yom
3
不条理な状況は恐ろしい。自分を見失う。2019/02/06
むーむーさん
2
42016/02/21
Shima
2
災害時、治安維持の機能が崩壊すると、市民が暴徒化して、略奪や暴行が横行するとよく聞きますが、この巻は、その怖さがよく伝わってきました。東北の震災では、私の生き残った親戚達の周りは、物資の配給などをずっと待って、混乱もそれほどなかったと話してくれましたが、それにはどれだけの忍耐や苦労があったのだろうと、頭が下がる思いです。ジン君が宗教から脱却してよかった。2012/09/29
ery
1
宗教コワイ。2020/11/25