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内容説明
人々の弱った心に入り込む、悪意のデマ。不安と妬みが心を狂わせ、ついに暴走を始めた!! 暴徒と化した渋谷ギャング、そして帰宅難民たち。ターゲットとなった09に押し寄せる狂気!! 籠城しているなな子、リカ、女性たちに脱出の道はあるのか? そしてジンの助けは間に合うのか!? 東京直下・M8、その先にある真実。極限状態からのクライマックス!! 衝撃の最終巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むーむーさん
10
面白かった。2007年の作品で後書きに「今だかつて大都会で帰宅困難者を大量に出した地震を人類は経験したことがない」とあり、何というか震災前・震災後というか そんな事を考えてしまった。2016/02/21
紫伊
6
古屋兎丸さんの作品が読みたいと思い手に取ったため、読み始め東京に地震が起きたらどうなるというテーマに驚くと同時に惹きこまれました。大地震にあったらどうなるか。東京がどのような状態になるか、人々はどうなるかなどちゃんと考えたことがなかったと思い知らされました。ニュースでは報道されないこと。巻を追うごとにつらくはなっていくけれど、目をそらせることではないんだと思いました。最低限、自分の身を守れるようできることをしたいです。2016/09/03
yk
4
109の女の子はかしこかった。作中に書かれていたブサイクなメイクとかっこをするのが有効なんていうことは思いもよらない。そして新宿での組の方々や、物資のあるお店の方々の振舞いなんてのは実際にあった。こういうのがあると捨てたもんじゃないと思える。あとがきで著者も実際に登場したルートを歩いたり説明を受けて漫画を書いたとのことだったがほんとうにリアルだった。僕も東日本の震災のときは六本木あたりから西へ西へ歩いて帰ったからなあ。一気に読んでしまった。そしてこの漫画はみんな読んだほうがいい。2018/04/21
Shima
3
前向きなラストでほっとしましたが、109が暴徒に襲われているさなかの出産にはハラハラしました。災害時には、人災も本当に怖いです。わざと醜くメイクする作戦は笑えませんでした。キャッチや痴漢が通り道に凄く多くて困っていた時、怖かったから顔に墨で変なタトゥーいれてるように見せかけて声かけられないようにしていたことがあります。怖いくらいだったから、他に手が考えられなかった。でも、過剰な防衛だったとは思ってないです。読んでいて、辛かった。東北は、本当に復興を祈っています。亡くしたたくさんの親戚のことは、今でも現実感2012/09/29
yom
2
極端な話、この世はすべて力学だと思う。地震には街を壊滅する力があるし、人の命を奪うだけの力がある。だからこそ、人間社会でいえば女性よりも男の方が物理的な意味で力が勝るだけ脅威となる。サバイバル術(力)とは、知力や協力によって力をコントロールするものだと思った。2019/02/07
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