富士見ファンタジア文庫<br> 始まりの魔法使い 5 始まりの時代

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富士見ファンタジア文庫
始まりの魔法使い 5 始まりの時代

  • ISBN:9784040730042

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内容説明

竜歴1150年。村の守備を整えた先生たちは、ついに最初の生徒を探すべく旅に出る。東にある巨大な王国・マシロにたどり着いた彼らの前に現れたのは、純白の鎧に身を包んだ女騎士“竜殺しの英雄”アイシャだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

14
先生達が最初の生徒を探す為に旅に出た先、竜の縄張りを抜けた先の国で女騎士と出会い、更に運命の出会いを果たす今巻。―――始まりの者達が集う時、新たな時代が始まる扉が開く。 再会が全ての扉を開き、初めて呼んだその名がもう一度始める鍵となる。願い続けてきた再会が一つの時代の終わりを告げ、新たな時代を始める鍵となる今巻。一つの総決算となる今巻は、今まで登場してきた登場人物達が集い、全員で一つの事態に立ち向かう巻である。時代が進み移り行く中、先生達は今度はどんな景色を見るのか。 次巻も早く読みたいものである。2019/01/22

キリル

12
”最初の生徒”アイを探す旅の過程で先生と母上以外の竜が登場し、竜種としての彼らのキャラが深まりました。終盤はまさに総決算。絶体絶命の時に最初に現れたのがあの男というところに挿絵も合わせてうれしさと安心感を覚えました。積み重なった思い出が力になるシーンは熱かったですね。アルジャーノン、まさかのヤンデレ化の兆し有には驚きましたね…そして原初の精霊が示した悠久の時を超えてなお燃え続けた魔法(想い)の強さ。彼女が待っていたものが明かされたシーンの衝撃もすごかったです。今巻のニーナは最初から最後まで必見。2019/02/19

ぶなぶな

10
その魂を手掛かりにして、先生の最初の生徒・アイを探す旅に出る第5巻。とても面白かった。魔法と人の技術の発展により生物の序列が変化する様を描きながら、その中で主要人物が再び集まる物語の総決算の巻だった。今までの人達、生徒達の力を結集した竜殺しはすごく胸が熱くなる展開でとても良かった。アルジャーノンは永遠に眠りについてて下さい。それにしても自分の気持ちを打ち明けたニーナのなんと可愛いことか。あのシーンはとても印象的だった。そしてまた新たな時代が始まるわけだけど、もっと続くんだよね?続いて。2019/02/08

のれん

9
後読感はまさに凄まじいの一言。 今まで積もり積もった悲しみや失ったものたちが、奇跡と魔法で蘇っていく。作者が吹っ切れたのかは分からんが、頭の片隅でそれでいいのか? と思ってしまったのも事実。 しかし、ハッピーエンドはいい。忘れてはいけない物を忘れてしまったならもう一度思い出せば良い。 そう感じさせる優しい物語。挿絵のファルまろさんのふわふわした印象もあって良かったと感じさせる。 恐らくここから人間たちが強くなっていく中世→近世あたりが始まっていくのだろう。歴史がまた変わっていくのだ。2019/02/03

alleine05

8
作者があとがきで語る通り今までの物語の総決算といった感じ。しかし今回の副題が「始まりの時代」で今回の最後の話のタイトルが「始まりの魔法使い」なので、まさかこれで終わりじゃないよね? という心配が。たしかまだ一巻冒頭で出てきたヒロインで未登場の子もいるはずだし、まだまだ続いてほしい。以下コメント欄でネタバレ込みで思いつくままに。2019/01/21

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