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内容説明
「発明王」豊田佐吉の魂、トヨタ創業者・喜一郎の創造力・・・脈々と受け継がれる進取の心が、世界初の燃料電池車「ミライ」にもつながっていく。終戦直後の労働争議、5年前の世界規模の大リコールと、幾度もの存亡の危機を乗り越え、世界の頂点に立つトヨタの強さの源泉を、「ミライ」開発秘話とともに証言でつづる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽめ
8
所謂トヨタ本は、これまでにも数多く出版されていますが、私にはまだまだ知らないことがたくさんあったんだなあ~と気付かせてくれた本でした。トヨタの創業から、新型車MIRAIの開発秘話まで、様々な視点から取材されており、大変興味深く、読みやすく、一気に読み終わりました。2015/05/02
goi
3
トヨタ礼賛一辺倒ではなく、トヨタが面した危機とそれをどう乗り越えて来たかにスポットをあてている。1950年ドッジラインの影響で1600人の希望退職を募ったことや、リコール問題、ハイブリッド車開発が進まなかったこと。しかし、トランプといいアメリカはトヨタに厳し過ぎない?2017/01/28
たこ焼き
2
現場にやらせる。上から「できないだろう」とは言わない。持続的な成長にはチャレンジが不可欠。結果が悪かったとしても結果が悪かった事自体が役に立つ。負けずぎらいではなく、負けることは恐れず負けることに悔しく。創り過ぎは本当に経営にマイナス。外注メーカーも後行程、前行程。現場現実からなぜ。現場に危機感をもたせるためにあらゆる知恵を絞る。ただ現場重視過ぎて、車の将来を大局的にみるのは、IT系の企業の方が得意かもしれない(一方で一度出されたアイディアを最高に高める力は豊田にあるとは思う。)2016/07/16
みっぴのぱぱ
2
中日新聞で連載されていた「時流の先へ」が大変読みやすく、企業の歴史を知る楽しさがあったので、本になったら絶対に読もうと思っていた。Ⅰ、Ⅱ巻は後回しにして、まずはⅢ巻にあたる「トヨタの系譜」を読む。巷にトヨタ関連の本は多々あれど、この本が一番わかりやすいと思う。トヨタ経営者の人物像、時流と苦悩、先を見た経営。素晴らしい経営者たちと思う。2015/09/11
はる@夏の霜
2
新聞連載で読んだり読まなかったりしたので、これで一気読み。//アイシンとかデンソーとか地元にあるけどそこまで大きい会社とは思ってなかった(汗)。//万博やデザイン博にもトヨタが関係していたのか。//2015/08/30