内容説明
日本中を震撼させた「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件」の取り調べが録音されていた。
初めて明かされる取調室での息詰まる対決!
密室で語られた真実とは――
昭和から平成、一九八八年八月から翌年六月にかけて埼玉・東京で四歳から七歳の幼女四人が次々と誘拐され殺害された東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件。
犯人の宮崎勤は「今田(いまだ)勇子(ゆうこ)」と名乗り、殺害した少女の遺骨と意味不明な自筆の紙片を遺族の自宅玄関前に自ら届けた上、犯行声明文、告白文を遺族や新聞社にまで送り付けていた。
事件発生から約30年――。
フジテレビ報道局は宮崎の取り調べの音声テープを独自に入手した。
逮捕直後、宮崎は取調室で警視庁捜査一課の名物刑事に何を語っていたのか?
入手した27本の音声テープを検証し、犯罪史上類を見ない“猟奇的な劇場型犯罪”の闇に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とくけんちょ
41
昭和史に残る残虐な事件。取調べの録音テープの残されたやりとりから、事件捜査を見返す。まず、なんで取調べの録音テープなんてものがあんの?ってところと、よくそれがマスコミに漏れたなと。確かにそこに興味を持ち、読み終えたものの、この本で明らかにしたことって一体、なんだったんだろうか。テープの存在は衝撃的だが、それ以上以下でもなく、よくわからないままだった。2024/03/24
おさむ
38
30年前、日本社会を驚愕させた連続幼女殺害事件。その犯人である宮崎勤は公判を通して、精神障害者である主張を重ねた。マスコミもそれを報道した為に、今では世間一般の認識がそうなっているきらいがある。その風潮はこの本を読むと覆される。取調室での様子の録音記録は、宮崎の小心で狡猾で、虚言にまみれた実態を浮き彫りにしている。本著のベースになった2017年10月の特番は観ていないが、見事なフジテレビ記者のスクープだと思います。2019/03/16
ココロココ
25
世間を騒がせた宮崎勤。死刑は執行されたが、遺族たちの無念は晴れない。テレビ放映は観ていないが、とても分かりやすい文章だった。精神鑑定が問題とされているが、この肉声テープの内容を読んでも、心神耗弱だとは感じられない。少しでも罪を軽くしようと嘘の供述をしたり、公判では取り調べの時と態度が違ったり、落書きしてみたり。遺族への謝罪の言葉もなく死刑執行されたのは、残念である。2019/03/21
gtn
24
はっきり分った。宮崎勤はまともである。何がネズミ人間だ。何が祖父を再生させる儀式だ。名物刑事、大峯警部補の乱暴で単刀直入な取調べに対し、丁々発止のやり取りを見せる宮崎。いらつく大峯に向かって「誰のせいですか?」「お前だよ!」例えが悪いが漫才だ。大峯、確かに敏腕である。言葉を選んでのらりくらり逃げる宮崎に本心を語らせ、ついに死刑に追い込んだ。2019/06/17
いっちゃん
19
1988年に起きた事件。この本を読む限り、マスコミが仕立てあげた大胆な凶悪殺人鬼のイメージはわいてきません。抵抗出来ない小さな女の子を狙った、卑劣で狡猾な小心者です。運悪く捕まってしまった女の子が本当にかわいそうです。宮崎は私にとって思考回路が理解出来ない人じゃない、その辺に普通にいそうな人というのが怖い。犯人が異常な人ならよかったのにと思ってしまう。宮崎は捕まらなければ間違いなく犯行を重ねていたはず。捕まえてくれてありがとうございました。2023/01/19
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