スタンリー・キューブリック (シリーズ 映画の巨人たち)

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スタンリー・キューブリック (シリーズ 映画の巨人たち)

  • 著者名:佐野亨
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 辰巳出版ebooks(2020/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784777825226

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内容説明

◎映画界の巨匠・キューブリックを語り尽くす一冊。

『2001年宇宙の旅』『時計じかけのオレンジ』『シャイニング』…時代を超えて観客を魅了する普遍的なテーマと映像の革新性によって、世界映画史にその名を残す巨匠にして異才スタンリー・キューブリック。その作品世界と人物像をさまざまな角度から読み解く!

【内容構成】
《論考》
◎写真家キューブリック 映画は無数の写真でできている。/伊藤俊治
◎完璧と偶然のはざまに/川口敦子
◎キューブリックとかかわってはいけない/滝本誠
◎パイと終末 キューブリック映画のスラップスティック/いいをじゅんこ
◎核もモノリスもひとつの同じ真実/中沢新一
◎意志を持った物語 『2001年宇宙の旅』/橋本治
◎SF作家としてのスタンリー・キューブリック/藤田直哉
◎道化・音楽・諷刺 『時計じかけのオレンジ』のキメラ的世界/後藤護
◎キューブリックの音を聴く/二本木かおり
◎建築で読み解くキューブリック映画/五十嵐太郎
◎スタンリー・キューブリックの目ん玉 『シャイニング』におけるパラレル・ワールド/中子真治
◎これはキューブリックの映画じゃないんじゃないか 『フルメタル・ジャケット』が描く歴史的固有性/生井英考
◎叫びとささやき 『フルメタル・ジャケット』をめぐって/斎藤英治
◎映画の夢が終わる/若島正
◎アイズ ワイド シャット/伊藤計劃
◎『フルメタル・ジャケット』以後と『アイズ ワイド シャット』以後/内山一樹
《コラム》
◎スタンリーは初めからキューブリックだった/吉田広明
◎キューブリックはどう評価されてきたか/遠山純生
◎キューブリック映画のスタッフ・俳優たち/佐野亨
《対談》
◎添野知生×柳下毅一郎/意識と無意識 フロイト主義者としてのキューブリック
《その他》
◎フィルモグラフィー
◎キューブリックは語る
◎キューブリック映画のポスター
◎キューブリックを語る
◎キューブリックを読み解くためのブックガイド
◎Blu-rayソフト一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

12
カメラマン時代、音楽、プロダクションデザイン、スタッフ、など様々な切り口からキューブリックを語った論考を集めた本。切れ味鋭く映画の勘所を抑えた若島正の『アイズワイドシャット』評と、キューブリックが本質的にSF作家であることをオールディスとの関係を元に解き明かした藤田直哉の評論が特に印象的。 とはいえこうした本の例に漏れず内容は玉石混合。さらに言えば文章のスタイルの幅も(ただただ自分が調べた情報を並べたてた文章から、個人的な印象を書き連ねただけの文章まで)広いだけに本全体の焦点がぼやけていると思った。2020/08/07

Isamash

0
キューブリックに関わった人間の何人かが猛烈に怒っているエピソード紹介した滝本誠氏の評論は興味深かったが、その他、中沢新一や橋本治など著名人の寄稿も含めて、期待はずれであった。まあ、シャイニングのホテルが人工的でセット(五十嵐太郎氏寄稿)というのは思いもしなかった。2021/01/24

kaz

0
図書館の内容紹介は『「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」…。普遍的なテーマと映像の革新性によって、世界映画史に名を残す巨匠にして異才スタンリー・キューブリック。その作品世界と人物像をさまざまな角度から読み解く』。内容紹介のとおり。キューブリックの狂気の世界は、案外、好き。 2020/09/06

Kolon

0
映画館のパンフレットの様な本でした。2020/08/02

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