岩波少年文庫<br> 大草原の小さな町 ローラ物語2

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岩波少年文庫
大草原の小さな町 ローラ物語2

  • ISBN:9784001145168

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内容説明

ローラたちの一家は厳しい冬にそなえて町に移ってきた.町での暮らしは,農場育ちのローラ姉妹にとって楽しいことばかりではなかった.姉メアリとの別れ,先生との対立,クラスメートのいじめ,将来への不安とあこがれなど,さまざまな体験をとおして成長してゆくローラが描かれる.

目次

目  次

 1 思いがけないこと

 2 農地の春

 3 ネコがほしい

 4 幸せなとき

 5 町で働く

 6 野バラの月

 7 九 ド ル

 8 七月四日

 9 ブラックバード

 10 メアリは大学へ

 11 ワイルダー先生

 12 冬じたく

 13 学校生活

 14 学校から帰されて

 15 学校委員の訪問

 16 名  刺

 17 親 睦 会

 18 文 芸 会

 19 めくるめく愉快な日々

 20 誕生日のパーティ

 21 むこうみず時代

 22 四月に思いがけなく

 23 また学校が始まった

 24 学習発表会

 25 十二月に思いがけなく
   〈大草原の小さな町〉デ・スメットの地図
   訳者あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

57
ローラ物語の第2巻。前作の長い冬からの続きで、春の訪れからの、ローラに就職の話が出たり、猫飼ったり、学校生活があり、親睦会、誕生パーティーありで、また冬仕度が始まる。長いようで、当時の草原での暮らしぶりを楽しく感情移入して読めれば、あっと言うまに読みきれます。2016/12/08

ぶんこ

52
厳しかった冬が去り、農場に戻った一家。長女のメアリが大学へ入り家を出ます。残されたローラは、姉の学費のためにも教師になるべく勉学に励むのですが、学校と友達との生活が楽しく、ついつい学業が疎かになる。健気なローラだが、そうはいっても14歳の乙女。着飾ったり、友達と遊びたいでしょう。どうなる事かと心配になると、先生になる話が舞い込みます。アルマンゾとのささやかなお付き合いが始まったところなので、20キロも離れた地に行ってしまうのか否か。次巻が楽しみです。2017/01/06

シュシュ

21
再読だけど新鮮だった。15歳のローラの揺れ動く気持ちがまぶしく、将来の夫のアルマンゾとの出会いには、物語の中のローラ以上にときめいてしまった。お母さんはローラに「この世で暮らすのは闘いですよ。ひとつにたちむかったと思ったら、すぐに次のがあらわれるんですから。ずっとそうだったし、これからも続くのよ。そういうものだとさっさと覚悟してしまえば、らくになって、今持っている幸せに感謝できるようになりますよ」と言う。大地と共に生きる苦労を知っている人たちの言葉に頭が下がる。アメリカの独立についても知りたくなった。2015/01/14

なにょう

14
メアリはアイオワの大学へ。父母はメアリを大学へ連れて行く。三姉妹はお留守番。ローラは15才かそこいら。びっくりだよ。三姉妹は健気にも秋の大掃除。帰宅する母はびっくり。勉強と楽しい社交。同級生の男子の誕生日パーティに招かれる。ローラにとって初めて大人扱いされた経験じゃあるまいか。ローラの嬉しさ、一人前扱いされた誇らしさがとても印象に残る。★ほかの巻に比較し地味な印象。しかしながらローラが成長し、これからへの希望溢れる滋味深い一巻。2019/09/11

ぼんくら

14
ローラ物語②。長い冬をのりこえたインガルス一家。入植者が増え、町もにぎわい父さんは大工仕事、ローラは仕立物屋でしばらくの間働く。そのお金でメアリは家を離れて大学に進学。メアリとキャリーは町の学校に再び通い始めるが、そこに意地悪ネリーがあらわれて・・・。初めての仕事、メアリとの別れ、ワイルダー先生との確執、そしてアルマンゾとの出会い。14歳から15歳の物語。2013/11/29

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