内容説明
家政夫くんがお疲れ刑事の悩み事も綺麗に解決します!
仕事で忙しく、家事が行き届かなくなった刑事の怜は家事代行サービスを呼ぶことに――。
そこにやって来たのは、きれいな顔立ちをした青年・光弥だった。
黙々と仕事をこなす光弥との話題のひとつとして抱えている事件の話をすると、彼はあっと言う間に真相を言い当ててしまう――!
『無気力探偵』の著者が贈る、家政夫ミステリー?
◎コンテンツ
第一章 死者から届くメールの問題
第二章 甘く香る罪人の問題
第三章 過去と刑事と家政夫の問題
◎著者
楠谷佑(くすたに・たすく)
富山県富山市生まれ。埼玉県在住。高校在学中に、『無気力探偵 ~面倒な事件、お断り~』(マイナビ出版刊)で商業出版デビュー。
◎カバーイラスト
スオウ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
60
家事代行サービスのアルバイトで美しい大学生・光弥と広い日本家屋で一人暮らしをしている刑事・怜の出会いからバディっぽくなるまでを描いた3編。設定他はラノベっぽいのに読み進んで行くうちに初期の東野作品(後に新参者シリーズと呼ばれるようになった加賀恭一郎もの)っぽい印象に変化した。このシリーズは続けて読もう。2022/09/19
のんちゃん
48
書店で見かけ、第二弾、第三弾も一緒に並んでいたので人気シリーズと思い購入。激務の独身刑事が頼んだ家事代行サービスから来た家政夫くんは、名探偵だったという話。短編三話所収。うん、ミステリーとして、まずまず面白かった。各々の短編が二時間ドラマに出来そう。いや、この作品自体、連続ドラマに出来そうだ。今夜は妄想で配役を考えて寝よう🤣2021/12/09
さっちゃん
47
刑事の連城怜(27)は刑事だった父が殉職後は一人暮らし。家事に手が回らず家事代行サービスを利用してみると、現れたのはイケメン大学生の三上光弥(18)。行き詰まる捜査中の事件を光弥に話すと謎が解けたと言い…。/庶民派「謎ディ」攻めない静かな「家政夫のミタゾノ」みたいな印象だけど、ミステリとしても楽しめた。表紙の絵はライトだけど事件は重め。安楽椅子探偵スタイル、光弥の派遣先での殺人事件、怜の父が殉職した6年前の事件の三編。少しずつ怜と光弥の距離が縮まる(BLではない)のが微笑ましい。シリーズ追います。2024/09/29
はつばあば
42
独り身の刑事が、派遣家政婦を求めたことから始まる物語。若くて美青年の家政夫さんが事件を解いてくれる・・。本の中ってほんと羨ましいような登場人物が現れるんですよね。BL?と、ちょっと期待したのですが、作中は無くても読了後そういう可能性が無きにしも非ずってとこですねぇ。私もイケメンのとても役に立つ家政婦さんを募集したいです!。探偵でなくてもいいです・・私の足りないところを補ってくれる家政夫さん求ム!(#^^#)。羨ましくなりたい人にはお勧め2019/10/14
悠
41
若手刑事・連城 仕事が忙しくたまの休みでは家事が追いつかないそんなとき家事代行サービスのチラシを見つけ頼むことに…来たのは美人男子の三上くん!掃除、洗濯何でもこなす家政夫くん。 無表情な彼が少し気になる連城 抱えた事件が進むうちに彼の事情と関わりが割ってくる。 おもしろい。2024/06/23
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