内容説明
建設会社のワンマン会長・丹波竜造が、ヨットでの航海中に遭難した。葬儀が行われた当日、長男が密室状況の仏間で謎の死をとげる。密室好きで知られる白岡署の黒星光警部が駆けつけるが、しかし、それは丹波家を襲う連続密室殺人の幕開けにすぎなかった――。遺産相続を巡る悲劇に、“迷警部”黒星が挑む。異色の長編ミステリーが大幅加筆修正のうえ新装版で登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
達ちゃん
37
シリーズ4作目。黒星&虹子コンビの掛け合い漫才がなかったのは残念でしたが、気軽な感じで楽しめました。2019/05/09
かめりあうさぎ
35
黒星警部シリーズ第4弾。今回はユーモア少な目の気絶シーン無し(笑)。現場見取り図や幕間の挿入など構成が好みでした。犯人は概ねあたってしまったので、難易度としてはそれほど難しくはなかった。シリーズものなのに黒星警部がいまいち活躍しておらずそこが少しだけ残念だったけど、ザ本格ミステリ!という感じで安心して気楽に楽しめる一冊だと思いました。2018/11/22
coco夏ko10角
24
黒星警部シリーズ第4弾。家系図、会長の遺言書、遺産の行方、いくつかの密室。やっぱりこういうのは読んでてワクワクする。シリーズでこれが一番好きだな。今作では虹子は登場せず。2019/12/19
mmmmssss
0
遺産相続がらみの殺人事件2021/03/12