内容説明
クライブ・カッスラーの歴史ミステリー冒険「ファーゴ夫妻シリーズ」最新刊! 歴史の闇に葬られた財宝伝説の壮大な謎にファーゴ夫妻が挑む!
財宝のカギを握るのは、謎の地図と王家の暗号円盤。歴史的遺物の不思議なシンボルが導くものとは? 財宝に執念を燃やす「海賊」が正体を現す!
海賊の歴史書の初版本が奪われた直後、古書店主が謎の死を遂げた。さらにファーゴ夫妻の宿泊先の部屋が何者かに侵入される。二人が問題の本を調べると、じつはレミが買った複製版こそ貴重な初版本だと判明した。強盗から守るため、殺された店主がすり替えていたのだ。そしてこの本には、島の地図と謎の文字が描かれた「暗号円盤」が隠されていた! こうして二人は800年前に宝探しの冒険に巻き込まれていく――。
Clive Cussler クライブ・カッスラー
テレビ業界から作家に転身、1973年に架空の組織NUMA(国立海中海洋機関)に所属する特殊任務官ダーク・ピット・シリーズ第1作『海中密輸ルートを探れ』で作家デビュー。以後、同シリーズをはじめ、作品は世界的ベストセラーとなっている。印税をもとに実際にNUMAを設立し、多くの沈没船や行方不明船を発見している。
ファーゴ夫妻シリーズは、本作から新たにロビン・バーセルが四代目の共著者に就任。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Richard Thornburg
19
感想:★★★ 下巻に入ってもファーゴ夫妻の前に立ちはだかる敵には先を越されたままで、敵を欺くための情報戦もうまく効果の出ないままラストまで突き進んでいくのですが、そもそもファーゴ夫妻は『休暇』の最中に事件に巻き込まれてトレジャーハンティングする羽目になった・・・って感じなので、作戦行動はすべてアドリブ大作戦!(笑) ラストではレミの人遣いの上手さがいい感じのエンディングになりました。 2020/05/20
ゆーぼー
8
行く先々で、敵に先回りされて苦戦の連続なのだが、これに屈すること無く戦う、インディージョーンズみたいなファーゴ夫妻の活躍が面白い。 さすがに大御所カッスラーの作品は、骨太で安定感のある読み応えだ。2019/01/03
中島直人
4
(図書館)読了2019/06/03
コブタ
4
下巻も危険が盛りだくさんで、あっという間に読了。CIAと知り合いだと、拳銃を持っていても大丈夫なんだな。 老いて益々盛んな著者に感謝。2019/02/28
atsut101
0
暗号円盤を発見しないと暗号の謎が解けない為、ファーゴ夫妻は冒険の旅に出る。英国王の宝はどこに隠されているのか?面白かった。2019/05/02