ハヤカワ文庫JA<br> 裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ

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ハヤカワ文庫JA
裏世界ピクニック3 ヤマノケハイ

  • 著者名:宮澤伊織【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 早川書房(2018/11発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150313517

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内容説明

この現実と隣合わせで謎だらけの〈裏世界〉をめぐる、実話怪談×探検SF。新たなキャラ&怪異も登場、佳境へ向かうサバイバル!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさか

81
早川書房電子書籍2018年4月刊:ヤマノケハイ、8月刊:サンヌキさん、カラテカさん、の2篇に書下ろし:ささやきボイスは自己責任、を加えて2018年11月ハヤカワ文庫JAから刊行。シリーズ3作目。前2作に勝るとも劣らない異世界冒険譚。怖くて、不思議で、すんごく面白い。夢に見そうなインパクトがある。2020/09/13

しまふくろう

68
続けて購入。表紙も挿絵も可愛くて大変良い。カラテカが思った以上に可愛くて驚いた。 物語は裏世界でピクニックを楽しんだりカラテカの友人を助けたりカルト集団と対決する話。目と手の次はやはり声なのかと妙に納得した。 鳥子と空魚のいちゃつき振りもレベルが上がって来ていてとても宜しかった。2018/12/03

眠る山猫屋

64
コトリバコ案件を乗り越え、絆を新たにした(?)空魚と鳥子。いよいよ裏世界攻略の為、自走機械AP--1導入、そして改良へ。のんびり走る農業機械で冒険旅行って良いなぁ。確かに“何”に追いかけられるかわからない世界ではあるのだけれど、二人きりの旅には最適だ。二人(そして小桜)の関係性が少しづつ変化してきて、三者三様の気苦労が偲ばれて・・・楽しい。現実世界と裏世界に跨がったウルミルナの事件が絆を深化させてくれた。人間の想いって擦れ違うからこそ、面白い。2020/12/18

ゆかーん

60
前巻からしばらく間が空いてしまったので、うろ覚えでしたが…、謎の存在だった閏間冴月の存在が明るみに出た3巻目。彼女はかなり気持ち悪い存在であったことは事実。前後の作品と話が繋がっていないように見えて、実は意外と重要人物だったと知った時、この話はまだまだ続きそうな予感がしました。可愛い登場人物も増えて、挿絵もちょこちょこあるので、イメージしやすいのも魅力の一つ。裏世界のことがあまり出てこなかったのは残念ですが、謎が解けたので続編に期待です(^^)2019/09/06

よっち

54
コトリバコの呪いを辛くも退けた空魚と鳥子が裏世界探検の日々へと復帰する第三弾。農機を持ち込んで異界の草原を走ってみたり、カラテカの友人の悩み事を解決したり、突然空魚と小桜が宗教めいた集団に拉致られたりと、今回は裏世界よりもリアルな世界で起きた事件が印象深かったですが、この流れにはネットロアが関わっていて、常に怪異たちと閏間冴月の影の姿もあって、その存在の大きさを改めて感じる展開ではありましたが、空魚と鳥子の間にもこれまで積み重ねてきた絆があって、人間関係的に今回いろいろターニングポイントになりましたかね。2019/01/07

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