内容説明
この現実と隣合わせで謎だらけの〈裏世界〉をめぐる、実話怪談×探検SF。新たなキャラ&怪異も登場、佳境へ向かうサバイバル!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
90
早川書房電子書籍2018年4月刊:ヤマノケハイ、8月刊:サンヌキさん、カラテカさん、の2篇に書下ろし:ささやきボイスは自己責任、を加えて2018年11月ハヤカワ文庫JAから刊行。シリーズ3作目。前2作に勝るとも劣らない異世界冒険譚。怖くて、不思議で、すんごく面白い。夢に見そうなインパクトがある。2020/09/13
しまふくろう
68
続けて購入。表紙も挿絵も可愛くて大変良い。カラテカが思った以上に可愛くて驚いた。 物語は裏世界でピクニックを楽しんだりカラテカの友人を助けたりカルト集団と対決する話。目と手の次はやはり声なのかと妙に納得した。 鳥子と空魚のいちゃつき振りもレベルが上がって来ていてとても宜しかった。2018/12/03
眠る山猫屋
64
コトリバコ案件を乗り越え、絆を新たにした(?)空魚と鳥子。いよいよ裏世界攻略の為、自走機械AP--1導入、そして改良へ。のんびり走る農業機械で冒険旅行って良いなぁ。確かに“何”に追いかけられるかわからない世界ではあるのだけれど、二人きりの旅には最適だ。二人(そして小桜)の関係性が少しづつ変化してきて、三者三様の気苦労が偲ばれて・・・楽しい。現実世界と裏世界に跨がったウルミルナの事件が絆を深化させてくれた。人間の想いって擦れ違うからこそ、面白い。2020/12/18
ままかり
61
裏世界でピクニックを楽しんでたら怪異に遭遇。表世界でも歯を抜きにくる老婆が襲撃。どこで怪異が起こるかわからないから怖い。雰囲気的には山の牧場が一番不気味。何も起こらないとしてもそういう不気味な場所ってだけで怖くなる。でも空魚は二人きりのピクニックで楽しそう。そして鳥子からの矢印は完全に冴月から空魚に向けられた。鳥子はやっかいな女、面倒な女に惹かれる質なのかな。汀やカラテカに加えて、整備士の夏妃やカルトの教祖のルナなど、新キャラも増えて賑やかになってきた。それにしても挿絵の小桜が幼稚園児にしか見えない。2025/09/03
ゆかーん
60
前巻からしばらく間が空いてしまったので、うろ覚えでしたが…、謎の存在だった閏間冴月の存在が明るみに出た3巻目。彼女はかなり気持ち悪い存在であったことは事実。前後の作品と話が繋がっていないように見えて、実は意外と重要人物だったと知った時、この話はまだまだ続きそうな予感がしました。可愛い登場人物も増えて、挿絵もちょこちょこあるので、イメージしやすいのも魅力の一つ。裏世界のことがあまり出てこなかったのは残念ですが、謎が解けたので続編に期待です(^^)2019/09/06
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