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内容説明
限状況下の二人、愛憎の限界を更新する！！
殺した女。殺させた女。“共犯者”となった二人を中心に渦巻く悲しみと苛立ちの嵐に、周囲も否応なく巻き込まれ…。人間の真実の姿を暴き出し、ドラマはさらに深化する。480ページの大ボリュームで贈る、緊張の中巻！
殺人を犯し逃げる女と、共に行動する殺人教唆をした女。どこで間違えたのか、どうしてこうなってしまったのか――自問自答に疲れきり、行き場を見失う二人。愛憎の限界を更新し続けるたった二人のカタストロフ。行き着く先は、一体…？
主な登場人物は、殺させた女（自分の夫を殺すよう友人のレズビアンに頼んだ女。レズビアンの自分に向けた好意を知っていた）、
殺した女（学生時代からひそかに「殺させた女」を慕っていたレズビアン）、
レズビアンの彼女（事件発生後、破局した、「殺した女」の10年来の恋人）。
“犯罪者”であるニ人の周囲の人間も次々登場する本巻。人間の持つ「業」に迫った第11話～第20話を収録！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
★YUKA★
23
あぁ、やっぱり体力使う…。早く下巻も読んでしまいたい(-_-;)元彼女のエピソードが、もう読んでて苦し過ぎる。2015/03/03
bbblind
5
下巻！下巻を早く！同性愛者への無自覚の偏見が描かれていたり、ピュアなプラトニックラブなんですウフフな百合百合しさもなく、飽くまでも生身の人間の精神と肉体がガッツリぶつかり合っている生々しさがあるのが良い。ちょっと話し合えば済む事じゃないの！というすれ違いが何度も起こるのは正直読んでいて辛いが、素直になれないお年頃というのは誰にもあるんです。人には様々な背景があるんです。魂のレベルで魅かれ合ってるのに結局は憎しみ合うしかない業というものが世の中にはあるんです。だからこそ金髪と眼鏡は頼むから幸せになってくれ！2011/08/10
たるや
4
他人の幸福にいちいち怯むな。中村珍さんの絵好きだなあ…。お兄さんウザいなあ…。2012/08/08
てんてん(^^)/
4
この漫画は立ち向かうのに覚悟がいるので、今まで積んでしまった。 もはや相手を思う気持ちさえなくなってしまったように見える二人が、下巻でどんな風に変わるのか、それともこの不毛なまま終わってしまうのか。（それはやだなあ）光の見える結末を望む。2011/03/02
備忘録
3
読んでいると身も心もくたくたになります。えー、金髪なレズビアンの元カノ（ここでようやくメインキャラの名前が明かされていないことに気付く）がなんか、鈍さとか捨てられた後の慕い具合とか自分と似てて刺さる刺さる。2014/05/29
