角川スニーカー文庫<br> リオランド 02.星紡ぎの姫と聖なる獣

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角川スニーカー文庫
リオランド 02.星紡ぎの姫と聖なる獣

  • ISBN:9784041072554

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内容説明

リオランド王国の騎士ミカドと地球の姫エチカは、《科学》世界からやってきたEI軍の王都進撃を一時は退けたものの、EI軍はさらなる大攻勢を開始する! 圧倒的な物量と死を恐れない《科学》兵力を打ち破るべく、ミカド率いる騎士団は儀法にエチカの知識を掛け合わせ、対抗するが、戦況は劣勢で……。
「団長命令だ。己の魂を、強く保て。――決して、死ぬなよ」
 絶望的な戦況を覆すべく、ミカドはその身に刻まれた“禁忌の呪い”――この世界の理(ことわり)を揺るがす大儀法を解放する!!
 すべては王国と、愛すべきリューリリリィ姫のために。魂を震わす運命と叛逆のヒロイックファンタジー、第二幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

33
王国と愛すべきリューリリリィ姫の為に。リオランド王国辺境第三騎士団団長ミカド・キャバレッティの禁忌の大儀法が戦場を穿つシリーズ第2弾。無邪気なお姫様リューリリリィ姫。このヒロイン只者ではないとは思っていたが予想以上にヤバい。もし自然現象そのものと言える力が人の形をしていたらどうなるのか。そんな力の持ち主が真の敵とか、もうこれはヤバい以外の言葉が見つからないくらい面白い。2冊目にして完全に化けたな。ミカドとエチカ、そしてリューリリリィ姫。ますます目が離せぬ三人の物語の結末はどうなるのか。次巻が待ち遠しい。2018/11/04

まるぼろ

19
シジェンコの操るクローン体を倒し、一時的にEI軍を退けたミカドとエチカだったが、"Brizz"システムを運用するのに必要不可欠なある物を見つけたEI軍は再び大攻勢に転じるが…と言うお話です。今巻も面白かったです…が、今巻はEI軍ではなく、善悪もなくただ「遊んで」いただけのリューリリリィ姫が一番怖かったです。今巻を読んだ限りでは全員リューリリリィ姫の掌でもて遊ばれていただけの様に感じられましたが、そんな「予言姫」をミカドとエチカは救済に導けるのか、またEI軍はどういう行動を取ってくるのか、次巻も楽しみです。2018/11/09

レリナ

18
本格的な戦争が始まった。今回は多大な犠牲を出しながら、ミカド達は勝利をおさめた。しかしまだ敵の侵攻はこれからと言ったところだろう。今回の戦闘は目を見張るものがあった。ミカドの秘められた力も明らかになり、敵を退けられたが、地球側の新たな敵が現れれば、リオランド一国だけでは太刀打ちできない。今回の勝利がリオランドにとって良い流れになることを切に願う。多大な犠牲を払い勝利したリオランド。次巻からの展開が非常に楽しみ。リオランド以外の国も見てみたいな。次巻に期待。2018/12/24

しぇん

17
侵略が本格化するなか明かされるリオランド側の禁忌の秘密兵器……。何か不穏な空気だなとは思っていましたが、明かされた黒幕と盛り上がってきましたね。後は続きがちゃんと出てくれれば。2018/11/04

真白優樹

16
地球の軍勢の更なる大規模侵攻が巻き起こる中、ミカドの逆転の策が炸裂する今巻。―――汝の意思を貫き通せ、無垢なる天災が遊ぶ国という舞台で。 更なる絶望的な状況を尻に火が付いたかの如き勢いで綱渡りする今巻。そんな今巻は、更なる衝撃の事実が明かされ舞台が一気に整い広がり、打倒すべき一番側にいる巨悪の真実に触れる、物語の化けの皮が剥がれ、真実の面白さが容赦なく晒される、正に岩井先生の持ち味の大爆発とでも言うべき巻である。再びの辛勝、その先の身内の陰謀による左遷。果たして戦況の行方とは。 次巻も須らく期待である。2018/11/08

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