内容説明
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働き方改革が日本企業の一大テーマになるなか、即効薬と期待されているのが「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」です。データの入力や転記、チェックなど、PCを使った定型作業を人間の数倍から数十倍のスピードで正確にこなすのがRPA。日本で本格的に普及し始めておよそ2年。金融機関に始まり製造業やサービス業、そして大企業から中小企業へと導入企業は着実に拡大しています。
本書はRPA導入を検討している人はもちろん、導入の最中や活用を始めてさらに効果を引き出したい人まで、RPAを働き方改革に役立てたいビジネスパーソンが抱く疑問に答える実践的な情報を提供します。大企業や中小企業の導入事例、そこから導き出した導入の勘所やつまずきやすい落とし穴を掲載。AI(人工知能)やOCR(光学的文字認識)との連携、第一線の有識者が語る活用策や将来動向も紹介します。
残業時間の罰則突き上限規制などを定める働き方改革関連法の施行が2019年4月に迫るなか、企業は従業員1人ひとりの生産性向上にこれまで以上に取り組む必要があります。本書をぜひお役立てください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
81
RPAということでかなり宣伝している感じですが、ベンダーなどにとってはあまりお金も期待できないのではないかと思われます。この本にはかなり事例が載っているのですがどうもスキマ的な部分を埋める感じで基本的な解決というよりか今までやってきたことではないかと思われます。私の持論はBPRを遣り残した部分がないかを確認してそれを行った後にRPAで補える部分がないかということだと感じています。この本も最近の情況分析にはいいのかもしれません。2018/11/04
Q
12
リミテッドにて ●導入の説明はあくまで負担軽減。ロボットに代替されると思わせない ●作業工数で対価をもらう仕事だと変えづらい。新しい契約体系の模索必要 ●RPAの主な対象はPCを使った定型的なルーチンワーク。例 あるシステムで処理した結果を別のシステムに入力 ●RPAツールは国内外で40種類程度 ●ロボを作る人と使う人を一致 ●RPAの視点を持った社員を育てる。それが継続的改善に繋がる ▷先日始めて言葉を知った程度でだいぶ出遅れてる。ただの作業者は淘汰されていくと改めて感じる2020/02/04
M_Study
2
各社のRPAの導入事例と導入時の注意点をまとめた本。管理者視点の内容が多いので、これから導入を考えている情シスや中間管理職向けかな。RPAで何が出来るか知りたいと思って読んだが、テクニカルな内容が少なく消化不良であった。2019/10/03
tsuyomaro
2
日経コンピュータの本。過去のRPAに関する記事が綺麗にまとまっている感じ。さすがに偏り無く色んなRPA製品の情報が見れる。でも、2018年10月の本の割には新しい国内RPAの紹介が少ないかな。 適用例や事例が凄く多い。使われたRPAや適用業務、導入効果、課題など、この本を要約した本が欲しいくらい。 この本は時間をかけてじっくり読み込まねば。2018/12/17
海千山千
0
RPA案件のためお勉強2019/04/01