角川文庫<br> アンバランスな放課後

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角川文庫
アンバランスな放課後

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥638(本体¥580)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041497722

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内容説明

生徒会長といえば校内一の人気者。でもその選挙に知らぬ間に立候補させられたら? 転校したてでそんな災難に見舞われたのが、前の学校で“ミス元気”だった、芝奈々子。対立候補は、学園の女王として君臨する矢神貴子。戸惑っていた奈々子も友だちが傷つけられたことから矢神に戦いを挑むが……。体育館への放火や奈々子が車に轢かれそうになったり、不可解なことが相次ぐのは矢神の仕業? 女子高生奈々子の放課後はいつもドキドキ、ちょっぴりアンバランスな青春ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kabeo

4
学校と家庭、二重に問題を抱えた構造の話かと思いながら読んだが、最後には収束してきた。主犯格の矢神貴子もさることながら、両親含めた大人たちの勝手な行動にも振り回されながらも真っ直ぐ生きている奈々子の逞しさが良い。理不尽な仕打ちにも立ち向かう竹沢千恵も頼もしい。2019/01/16

ネコタ

3
転校したばかりで生徒会長に立候補をさせられる主人公。いろいろな事件が起きるがそれらがつながっていなかったりと不思議な状況。最後は両親が仲良くなりそうでよかった。2012/11/11

aoko

2
基本学園もののだけれど、タイトルに「放課後」とあるように、家族も重要な役割を果たしている。回収されていない伏線が多かったような気がする。あまり後味の良くない終わり方だった。2018/08/31

牧瀬ちゃみ

2
[★★★☆☆][2014年27冊目]:女子高校生が奮闘する学園モノは赤川ミステリでは王道ともいえるジャンルだが、本書のようなあまり後味がよろしくないものは少ないと思う。ただ、多くのファンが赤川ミステリに求めているのはやっぱりコレじゃないんだよな的な・・・それ以外の大筋は安心して楽しめる佳作。主人公よりもコンビを組む後輩の子がとても魅力的なだけに、終盤で襲われる展開はとってつけた感とも相まって蛇足に感じた。2014/06/07

ゆい

1
読了済2025/06/05

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