ＡＵＴＯＭＡＴＯＮ（２）

著者名：倉薗紀彦【著】

講談社（2018/09発売）

• ISBN：9784065123720

内容説明

石油掘削施設での人命救助のさなか、襲来した謎の“怪物”。圧倒的パワーに翻弄される明の前に、思わぬ助っ人が現れる！そして、トマ・ロックが語る“シヴァ”の目的と、目前に迫る“人類の危機”とは……!? 急転直下、世界は混沌へと歩み出す――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

◎ 天才トマ・ロック博士は世界的な巨大企業ロック社のCEO。彼の会社で開発されたオートマトンは、パイロットの精神を転送して遠隔操作するロボット。パイロットに選ばれた高校生、由河明は、石油採掘施設で人命救助に奮闘していた。しかし、そこに機械と生物が組み合わされた怪物が現れる。オートマトンを圧倒する力を持つ怪物は、ロック社に敵対する謎の組織「シヴァ」の作り上げたモノだった。AIが人類を超える時代を目前にして世界はどう変わるのかを描くSFアクション作品。海外での出版の引き合いが強いのも分かる気がします。

2018/09/21

[毎日が日曜日]

アメリカンプロレスラーぽいロボットの次は、アイアンマンぽいパワードスーツ？が登場。本当の敵が現れる。面白くなるなるのはこれからかな。

2018/09/23

[たー]

まだどこまで面白くなるのか判らないが、予想を上回り面白くなりそうな予感がします。 オートマトンがあれば無敵かと思いきや、敵が中々のインパクトでやって来るので、先が気になって仕方ないです。徐々にバージョンが上がったり、操作に慣れたりはあるんだろうけど、次くらいでガッツリやり合って欲しいですね。

2018/09/21

[kinaba]

絵のこういう系のトラッドな感じは好きなんだけど、お話が淡々としているなあ

2019/01/29

[笠]

3 オートマトン二号機みたいなやつとそのパイロットが出てくるが、ヤザン・ゲーブルかと思った。敵組織はいわゆるカーツワイルの言うところのシンギュラリティを迎えて人間を凌駕したAIとのことだが、王道というか何というか、SFとしてさすがにひねりが無さすぎるような気もする。

2018/12/25